2022.08.09
先日サンアントニオ・スパーズとバイアウトで合意したゴラン・ドラギッチが、ブルックリン・ネッツと今シーズン終了までの契約を結ぶようだ。『The Athletic』など複数のメディアが報じている。
スロベニア出身で現在35歳の同選手は、190センチ86キロのガード。2008年にフェニックス・サンズでNBAデビューを果たし、ヒューストン・ロケッツやマイアミ・ヒートを経て2021年にトレードでトロント・ラプターズへ加入した。ラプターズでは5試合に出場したが「個人的な理由」でチームから離脱し、昨年11月14日(現地時間13日、日付は以下同)のデトロイト・ピストンズ戦を最後に欠場していた。
わずか5試合の出場でチームから離脱したドラギッチにはバイアウトの噂が立っていたが、結局ラプターズではバイアウトされず。今月11日にサディアス・ヤング、ドリュー・ユーバンクス、2022年2巡目指名権と引き換えにスパーズへトレード。その後スパーズとバイアウトで合意していた。
ドラギッチは、現在ネッツの指揮官を務めるスティーブ・ナッシュヘッドコーチと2008年から2011年までサンズでチームメート。11年の時を経て再び共闘することとなった。ネッツにはカイリー・アービングやパティ・ミルズに加え、先日トレードで獲得したベン・シモンズなどポイントガードを務める選手が複数所属しているが、ナッシュHCはどのように起用していくのだろうか。
なお、同メディアによるとネッツはドラギッチ獲得のためジェボン・カーターをウェイブし、ロスター枠を空けるという。
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