河村勇輝が夢の“NBA入り”目指し決意「バスケットに真摯に向き合っていきたい」

笑顔で言葉を交わす河村勇輝と富樫勇樹［写真］＝バスケットボールキング

バスケットボールキング編集部

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　8月28日、アメリカ挑戦を控えるバスケットボール男子日本代表の河村勇輝が、横浜BUNTAIで開催されたクロスカルチャーイベント『UNAVERAGE FES.（アンアベレージフェス）』に参加。イベント終了後のメディア取材に応じた。

　日本代表のチームメートでもある富樫勇樹（千葉ジェッツ）が初プロデュースしたイベントということもあり、イベント途中から参戦した河村。多数のオリンピアンや一般来場者とバスケットボールの企画コーナーなどに参加すると、イベント終盤には急きょ富樫と3ポイント対決も実施。延長までもつれた激戦の末に“先輩”を下し、訪れたファンからの歓声を一身に浴びた。

　イベント終了後、河村は「同じ競技以外のアスリートやアーティストの方々と触れ合う機会はなかなかないので、すごく新鮮でしたし、こういった機会をくださった（富樫）勇樹さんに感謝しています。また来年もあるようでしたら、都合が合えば出たいと思うので楽しみにしています」と振り返った。

　体操男子日本代表の萱和磨、女子レスリングの藤波朱理らパリ2024オリンピック金メダリストも出演した今回のイベント。男子バスケットボール日本代表は、目標としていたベスト8に届かず予選グループ敗退となったが、「結果としては悔しい結果になってしまいましたけど、日本が進むべき道は間違いなかったと思いますし、この積み重ねが次のロサンゼルスオリンピックで結果として現れるのではないかなと思います」と河村。

　オリンピック直前にNBA メンフィス・グリズリーズとエグジビット10契約を結び、自身は9月から渡米。本契約締結を目指し、世界最高峰の舞台に挑む。今後の目標を問われると、「渡米してNBA選手になるという目標があります。簡単ではないですけど、少しずつステップアップしながらの自分自身との戦いになってくるので。最終的にはNBAというところがありますけど、そのためには自分と向き合って一日一日成長し続けることが大切だと思っているので、昨日の自分より今日の自分というところを積み重ねながら、バスケットだったり、バスケットに付随するものに真摯に向き合っていきたいと思います」と語った。