2021.07.05
7月3日、FIBA U19ワールドカップがラトビアで開幕し、日本代表はセネガル代表とのグループステージ初戦を戦った。
開幕戦となったこの試合では、元田大陽(東海大学)、ハーパーローレンスJr(東海大学)、金近廉(東海大学)、山ノ内勇登(リベットアカデミー)、山﨑一渉(仙台大学附属明成高校)の5人がスターティング5に名を連ねた。
セネガルの高さとパワーのある布陣に手を焼き、試合開始直後こそ相手に主導権を譲った日本だが、山之内や山﨑が内外からアグレッシブな攻撃を見せて流れを奪う。さらにプレスディフェンスで相手のオフェンスを封じて逆転に成功し、25-20とリードして最初の10分を終える。
5点差で迎えた第2クォーターは、浅井英矢(筑波大学)の3ポイントシュートなどで加点するも、サイズで勝るセネガルからリバウンドが奪えずに一時は逆転を許すことに。日本はハーパーのゲームメイクから金近、山之内がアウトサイドからスコアを重ねてなんとか食らいつくが、前半終了間際にセネガルの3ポイントシュートを許し、40-42とビハインドを背負ってハーフタイムへ。
元田、山﨑、山之内に加えて米山ジャバ偉生(専修大学)、岩下准平(福岡大学附属大濠高校)の5人でスタートした後半では、セネガルの高さの利を活かしたディフェンスの前に得点が伸びず、流れを奪われることとなる。第3クォーター中盤、金近や菅野ブルース(仙台大学附属明成高校)、小川敦也(筑波大学)が積極的にアタックを仕掛けるも、優位を奪えず54-59で最終クォーターへ。
第4クォーター、5点を追う日本は、岩下がドライブから正確なパスで味方の攻撃機会を演出し、さらに岩下自身も2本の3ポイントシュートを沈めて逆転に成功。しかし、負けじと攻めるセネガルに連続得点を許し、再びビハインドを背負う展開に。日本は外角からの攻撃でチャンスをうかがったが、試合終盤でもインサイドから堅実に攻めたセネガルにわずかに及ばず、71-76で敗戦となった。
日本は岩下が15得点5アシストと奮闘。また、山﨑、山之内の2選手がそれぞれ12得点、11得点と2ケタ得点をマークしたが、セネガルの力強いオフェンスや高いブロックに試合を通して苦しみ、最後までもつれた激戦で勝ち切ることはできなかった。
■試合結果
日本 71-76 セネガル
日 本|25|15|14|17|=71
セネガル|20|22|12|17|=76
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