2021.07.05
7月4日、FIBA U19ワールドカップのグループステージ2戦目が行われ、初戦のセネガル戦を落とした日本代表はカナダ代表との試合に臨んだ。
日本は初戦と同じく、元田大陽(東海大学)、ハーパーローレンスJr(東海大学)、金近廉(東海大学)、山ノ内勇登(リベットアカデミー)、山﨑一渉(仙台大学附属明成高校)の5人がスタメンに名を連ねた。
開始直後に金近が3ポイントシュートを沈めて先制に成功した日本。その後は互いに拮抗した試合展開のなか日本は前線からプレスを仕掛けるなど、積極的なディフェンスを見せる。同点で迎えた終盤、小川敦也(筑波大学)が速攻レイアップを決め、15-13とリードして第1クォーターを終えた。
続く第2クォーター、立ち上がりから米山ジャバ偉生(専修大学)の連続得点でリードを6点に広げる。しかし、その後カナダに流れが傾くと、7連続失点で一気に逆転を許し、日本はたまらずタイムアウト。直後に米山のフリースローでリードを奪い返すが、主導権を奪い返すには至らず。米山の速攻レイアップや浅井英矢(筑波大学)の3ポイントシュートなどで食らいつくも、33-40と7点ビハインドで試合を折り返す。
迎えた第3クォーターはカナダにインサイドを支配され、大きく点差を離される展開に。中盤には20点差に広げられるも、日本はディフェンスで前からプレッシャーをかけ、8秒バイオレーションを奪うなど、なんとか突破口を探す。山ノ内や米山、山﨑が長距離砲を沈めるも点差を詰めることはできず、54-76で最終クォーターへ。
第4クォーター開始から0-12のランを作られ、この試合最大の34点差とされる苦しい展開となる。それでもローレンスJrや山﨑が外角シュートを決めると、終盤には木林優(筑波大学)のスティールから米山がダンクを決めるなど、日本は最後まで戦う姿勢を見せる。しかし点差を詰め切ることはできず、75-100で敗戦となった。
日本は米山が18得点5リバウンド、山﨑が13得点と奮闘。日本はアシスト数やスティール数、ターンオーバーからの得点では上回ったものの、リバウンドで33-61とカナダに倍近く上回られ、大差での悔しい黒星となった。
■試合結果
日本 75-100 カナダ
日 本|15|18|21|21|=75
カナダ|13|27|36|24|=100
2021.07.05
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