2018.03.25

“女王”JX-ENEOSが10連覇を達成、大神雄子を擁するトヨタ自動車は激闘を制し第3位

ファイナルでデンソーを下し21回目の優勝を果たしたJX-ENEOS[写真]=加藤誠夫
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 3月25日、第19回Wリーグ プレーオフ・ファイナルが丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で行われ、10連覇が懸かるJX-ENEOSサンフラワーズがデンソー アイリスと対戦した。

 1月の皇后杯でも決勝で相まみえた両軍。試合は“女王”JX-ENEOSが第1クォーターで相手をわずか5点に抑えこむ。続く第2クォーターでも18-9と点差を広げて、前半終了時点で31-14と試合の主導権を握った。後半は40-45とされたが、大黒柱の吉田亜沙美、渡嘉敷来夢を中心にリードを保ち続け、最終スコア71-59で試合終了。Wリーグ最多タイとなる10連覇を達成するとともに、皇后杯に次ぐ今季2冠を成し遂げた。

 トヨタ自動車 アンテロープスとシャンソン化粧品 シャンソンVマジックによる3位決定戦は、トヨタ自動車が逆転勝利。試合の4分の3を終えた時点で48-55とされたが、最後に試合をひっくり返し、74-73の1点差で激闘を制した。また、今季限りで現役を引退する大神雄子は、約21分間の出場で計8得点2アシストに加え、2スティールのスタッツを残した。

【最終結果】
優勝:JX-ENEOSサンフラワーズ(10年連続21回目)
準優勝:デンソー アイリス
3位:トヨタ自動車 アンテロープス
4位:シャンソン化粧品 シャンソンVマジック

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