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10月31日、Wリーグ第3節が行われ、デンソーアイリスはトヨタ紡織サンシャインラビッツと中立地の川崎市とどろきアリーナで対戦した。
30日に行われたGAME1では、1点ビハインドで迎えた第4クォーターに猛攻を仕掛け、81-70でデンソーが勝利。続くGAME2では第1クォーターをリードされて終えるも、最後は82-72で勝利し、開幕4連勝を飾った。
試合後にメディア対応を行った赤穂は「開幕前は大変な2週になるなと思っていたので、4連勝できて良かったなという気持ちです。しっかり準備したことを出せたのが良かったと思います」と開幕からここまでを振り返った。
トヨタ紡織との試合では、東京オリンピックやアジアカップをともに戦った東藤なな子とのマッチアップにも注目が集まったが「誰が相手でもやることは変わらないですけど、彼女はカッティングなどがすごく上手なので、気が抜けないやりづらい相手です」とコメントした。
また、チームとして好調な要因について「昨日(GAME1)も出だしからスタートの5人が良く、その後出てきたベンチメンバーも良くて、ずっとエネルギーが高いままで試合を運べました。誰が出ても強度が変わらず、いいゲームができています」と語り、選手層の厚さはデンソーの大きな強みとなっている。
今シーズンは多少強引にでもリングへアタックする場面が増えたのではないかと質問を受けると「それはずっと言われ続けてきたことなので、意識しながらやっています」と返答。
赤穂は自身のことを「危ない橋は渡らないタイプ」と言いつつも「強引にアタックしながらも高い確率で得点できるようにしていきたい」とコメントし、ときには力強く得点を奪いに行くプレーも必要だと語った。
今シーズンは女子日本代表の活躍により、Wリーグが大きな注目を集めている。
「観客の皆さんの数が増えているなというのは、あからさまに分かるので、つまらない試合はできないです。見ていて楽しいプレーをして、しっかり結果に繋げていかなきゃいけないなと思います」
「試合を見てくれる人が増えるのはうれしい」と語る赤穂は、新たな挑戦を自身に課し、高いモチベーションで今シーズンに臨めているようだ。