3月11日から12日にかけて、各地で第24回Wリーグの第12節が行われた。

　トヨタ自動車アンテロープスは富士通レッドウェーブと対戦。第1戦では馬瓜ステファニーと梅沢カディシャ樹奈が15得点を挙げ、トヨタ自動車が70－61で勝利する。続く第2戦では富士通の町田瑠唯に20得点を奪われるも、山本麻衣が17得点とトヨタ自動車をけん引し、66－56で連勝した。

　アイシンウィングスは山梨クィーンビーズと対戦。第1戦では上長美菜が16得点をマークし、アイシンが67－61で接戦を制す。第2戦では山口奈々花の14得点を筆頭に4選手が2ケタ得点を挙げ、92－61でアイシンが連勝を収めた。

　日立ハイテククーガーズは姫路イーグレッツと対戦。第1戦では姫路の白崎みなみに25得点と活躍を許すが、ダラーメ マレム ドイが25得点と奮起し、日立ハイテクが91－70で快勝する。さらに、第2戦でも白崎に22得点10リバウンドを奪われるが、ダラーメが24得点14リバウンド、中野由希が21得点と活躍し、93－71で日立ハイテクが連勝した。

　東京羽田ヴィッキーズは新潟アルビレックス BBラビッツと対戦。第1戦では4選手が2ケタ得点を挙げ、東京羽田が78－62で勝利すると、第2戦では鷹のはし公歌が21得点、尾崎早弥子が11得点13リバウンドをマークし、東京羽田が86－68で連勝を飾った。

　トヨタ紡織サンシャインラビッツはプレステージ・インターナショナル アランマーレと対戦した。第1戦では伊波美空の11得点を筆頭に14選手が得点を記録したトヨタ紡織が87－51で勝利。さらに第2戦では、トヨタ紡織の全16選手が得点を挙げ、81－55で快勝した。

　リーグ2位のデンソーアイリスと同3位の三菱電機コアラーズによる第1戦は、高田真希と赤穂さくらが14得点をマークし、67－63でデンソーが接戦を制す。しかし、第2戦では渡邉亜弥が24得点、小菅由香が18得点12リバウンドと活躍し、67－64で三菱電機がリベンジを果たした。

　ENEOSサンフラワーズはシャンソン化粧品シャンソンVマジックと対戦。第1戦では渡嘉敷来夢が18得点12リバウンドとチームをけん引し、80－62でENEOSが勝利する。続く第2戦では吉田舞衣に21得点を奪われるも、渡嘉敷が32得点11リバウンドと躍動すると、長岡萌映子も18得点を挙げ、111－67でENEOSが大勝した。

　第12節の対戦結果は以下のとおり。

■【第12節】試合結果
※左側がホームチーム、ニュートラルゲーム（中立地開催）は「N」と記載

富士通レッドウェーブ vs トヨタ自動車アンテロープス
第1戦 61－70
第2戦 56－66

山梨クィーンビーズ vs アイシンウィングス
第1戦 61－67
第2戦 61－92

日立ハイテククーガーズ vs 姫路イーグレッツ
第1戦 91－70
第2戦 93－71

東京羽田ヴィッキーズ vs 新潟アルビレックス BBラビッツ（N）
第1戦 78－62
第2戦 86－68

プレステージ・インターナショナル アランマーレ vs トヨタ紡織サンシャインラビッツ
第1戦 51－87
第2戦 55－81

デンソーアイリス vs 三菱電機コアラーズ
第1戦 67－63
第2戦 64－67

シャンソン化粧品シャンソンVマジック vs ENEOSサンフラワーズ（N）
第1戦 62－80
第2戦 67－111