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Wリーグは3月28日、「第24回Wリーグ プレーオフ」、4月1日のセミクォーターファイナル、2日のクォーターファイナルに向け、リモートでの会見を実施した。
4月2日のクォーターファイナルで、セミクォーターファイナルの勝者を迎え撃つ三菱電機コアラーズ(レギュラーシーズン3位)。3月12日のレギュラーシーズン第12節で、現役選手として3人目となるWリーグ通算4000得点を達成し、勢いに乗る渡邉亜弥が登場した。
昨シーズンは、レギュラーシーズン7位、セミクォーターファイナル敗退で終えた三菱電機。今シーズンは3位につけ、クォーターファイナルからの登場となるが「どこのチームもケガ人がいたり。自分たちに運が回ってきたんじゃないかなと感じている部分もあります」と謙虚に答える渡邉。それでも「シーズン通して少しずつ形にはなってきたなって感じているので、そこはプラスに捉えています」と好成績に確かな自信を感じているようだった。
小菅由香、根本葉瑠乃、西岡里紗といずれも得点力に定評のある3選手をキープレーヤーとして選んだ渡邉。「この3人が爆発したらチームは勝つかなと思っています」と理由を述べた。会見で『勢い』という言葉を多く口にしていた渡邉は、「相手チームの勢いや実力を気にするのではなく、自分たちが勢いに乗ることができるか、やりたいことをできるかという“自分たちのこと”にフォーカスできたら」と語った。キープレーヤー3人の爆発的な得点力が勝利への勢いをもたらすことは間違い無いだろう。
「会場の雰囲気だったり試合慣れをしているのは、セミクォーターを勝ち上がってきたチームだと思います」と試合へのアジャストについても言及した。「プレーオフに来ることができるだけの実力がある選手やチーム同士なので、あとは気持ちが強い方が勝つんじゃないかなと思っています」と闘志を見せながらも「1発勝負っていうのは毎年わかっていること。勢いに乗って最後の1秒、0秒まで自分たちのバスケットができたチームが勝つと思うので、しっかりコアラーズバスケットを出したいと思います」とハイレベルな戦いで勝利をものにすると誓った。