2023.03.13

川村卓也が正式に新潟アルビレックスBB入り…練習参加から “昇格”「勝利を最優先に全力で」

新潟との選手契約が発表された川村 [写真]=B.LEAGUE
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 新潟アルビレックスBBは3月13日、川村卓也との選手契約合意を発表。15日のシーホース三河戦からベンチエントリー可能だという。

 現在36歳の川村は193センチ90キロのシューティングガードで、2005年に盛岡南高校からオーエスジーフェニックス(現三遠ネオフェニックス)に入団。リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)、和歌山TRIANS、三菱電機ダイヤモンド
ドルフィンズ名古屋(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)を渡り歩き、横浜ビー・コルセアーズBリーグ初年度を迎えた。シーホース三河、西宮ストークスにも在籍。今シーズンは所属チームがなく、2月から新潟の練習に参加していた。

 同選手はクラブを通じて「シーズン残り3分の1のゲームを残した段階で、招き入れていただき非常に感謝しています。チームが苦しい状況だということは理解しています。選手やブースターの皆さんが諦めていない気持ちを背負って、自分たちがどこの位置で今シーズンを終えるのか、自分たちの追い求めている形でシーズンを終えられるように、チームの力になれるように全力でパフォーマンスしていきます。ゲームを重ねてチームにアジャストして、何よりも勝利を最優先に全力で取り組んでいきたいと思っています。そして、目標を達成するためには間違いなく皆さんの力が必要です。ぜひ選手の背中を押してください。声出し応援も解禁になったということで、より盛り上がった素晴らしいアオーレ長岡を体感させてもらえたら嬉しいです。熱い応援をよろしくお願い致します」と意気込みを語った。

 また、川上明代表取締役社長は川村の加入について次のように説明した。

「川村選手は、まだやり残したことがあるという気持ちの中、練習生からでも構わないということで、チーム練習に参加してくれていました。練習の中では長い期間コートを離れていたため、コンディションの調整に苦しんでいましたが、若いチームにとって必要な強いリーダーシップを発揮してくれていました。練習中の川村選手のプレーや姿勢を見ていたコナ-ヘッドコーチからも、川村選手の経験とリーダーシップは、チームの勝利に必要であるとの意見がありましたので、この度、川村選手と契約することにいたしました」

「人一倍勝つことに貪欲な選手であると認識しています。その勝利への強く熱いエネルギーを若い選手にプレーで魅せ、伝えてくれることを期待しています。そして、日本トップレベルのスリーポイントシューターでもあります。更にコンディションが整えば、再びオレンジブースターを唸らせるショットをコートで決めてくれるはずです。多くの経験を積み、そして誰よりもチームの勝利を追求する川村選手のエネルギーが、若いチームをもっと強く一つにまとめてくれると信じていますので、ブースターの皆様からも川村選手への熱いブーストをお願いいたします」

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