2023.05.26
3月12日、有明コロシアムで「第98回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」の決勝戦が行われ、千葉ジェッツと琉球ゴールデンキングスが対戦。試合は千葉Jがリードするも、琉球も粘り強く食らいついていき、最後の最後まで勝敗の行方がわからない大熱戦となった。
それでも千葉Jは琉球のインテンシティの高いディフェンスに崩れることなくゲームを遂行。さらに勝負どころではシュートを撃ち抜いて、追随を許さなかった。
この試合、ゲームハイの20得点を挙げた原修太は、試合後のオンコートインタビューでこみ上げる喜びを隠さなかった。
まず原は「試合中から(再開となった)声出し応援が力になりました」と駆けつけたファン・ブースターに感謝の言葉を述べた。続いて、「試合前に(ジョン・パトリック)ヘッドコーチから、(天皇杯はトーナメント方式なので)一発勝負は泥臭いところ、ハードにプレーすることが大事と言われました。今日はそれがそれを体現できたと思います」と胸を張った。
今シーズン、3ポイントシュートで勝利を呼び込んでいる原だが、決勝でも4本の長距離砲をヒットさせた。それについて、「今年のシステムは空いたら打つことになっているので、それを実践できているのだと思います」とコメント。
今回で4回目の天皇杯優勝を果たした千葉Jだが、原自身は過去3回については「プレータイムが少なくて悔しい思いをした」と振り返る。それだけに「この勝利は最高です」と喜びを爆発。「ケガ人が多くてチームは100パーセントではありませんが、それをチーム一人ひとりが補えているのが強さの秘密だと思います」と連勝を続けるチームを後押しする重要な一員として、勝利を噛み締めていた。
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