2023.03.23

川村卓也がSR渋谷戦で新潟デビュー…318日ぶりにBリーグのコート復帰

待望の復帰を果たした川村[写真]=B.LEAGUE
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 3月22日、B1第26節が各地で開催され新潟アルビレックスBBは敵地でサンロッカーズ渋谷と対戦。この試合で、3月13日に新潟と選手契約を交わした川村卓也が、今シーズン初出場を果たした。同選手がBリーグのコートに立つのは、2022年5月8日以来、318日ぶりのことだった。

 現在36歳の川村は、193センチ90キロのシューティングガード。盛岡南高校卒業後の2005年にキャリアをスタートさせ、Bリーグ開幕後は横浜ビー・コルセアーズシーホース三河でプレーした。西宮ストークスで過ごした昨シーズン終了後から所属先が決まらず、フリーの間は解説業などでも活躍。そんななか2月に練習生として新潟に加入すると、3月13日に選手契約に合意し、正式にキャリアを再スタートさせることとなった。

 加入後3試合は出場機会が訪れなかったが、4試合目となるSR渋谷戦では第1クォーター残り2分13秒のタイミングでコートに登場し、待望の復帰を果たした。その後は第2クォーターでも出場し、最終的に5分13秒プレー。得意のシュートを放つ機会はなかったが、オフェンスリバウンドを1つ記録した。

 なお、試合は93-97で惜しくも新潟が敗れた。新潟は今シーズンここまで6勝37敗のB1全体最下位という苦境に立たされているが、コート内外で多大な影響力をもたらす川村の復帰をきっかけに調子を上向かせることができるか。多くのファンが注目しているだろう。

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