【島根vs京都】上位チームとの対戦が続く京都、島根撃破にはウドゥの働きが必要

吉川哲彦

島根スサノオマジック

2023.03.25 13:35 T.O.
試合終了
鳥取県民体育館

京都ハンナリーズ

■島根スサノオマジックvs京都ハンナリーズ（＠鳥取県民体育館）
GAME1：3月25日13時35分、GAME2：3月26日13時35分

　前々節に昨シーズン王者の宇都宮ブレックスをアウェーで連破した西地区首位の島根スサノオマジックは、前節もアウェーで大阪エヴェッサと対戦。最終的には75得点とさほど伸びなかったものの、相手を64点に封じて13連勝を飾った。4試合続けて失点を60点台に抑えており、ディフェンス面の充実度が増している印象を受ける。地区2位の琉球ゴールデンキングスとは2ゲーム差のままだが、チャンピオンシップ進出には順調に近づいている。

　一方、前々節はリーグの連勝記録を更新し続けている千葉ジェッツをあと一歩まで追い詰めた京都ハンナリーズ。結果的に連敗したとはいえ、自信を持って前節の琉球戦にも臨み、前半は13点のリードを奪った。しかし、第3クォーターに29失点とディフェンスが崩れて逆転を許すと、第4クォーターは一時1点差に迫りながらも最後まで追いつくことができず、6点差で白星を取り逃した。青木龍史が今シーズン初の2ケタとなる14得点を挙げたことは好材料だ。

　京都は次節にも広島ドラゴンフライズ戦が控えるなど、CS進出圏内にあるチームとの対戦が続く今が踏ん張り時。同地区ながら第27節にして今シーズン初対決となる島根は、リーグ全体首位の千葉Jと同等の難敵だが、今度こそ白星を奪って勢いに乗りたいところだ。島根のディフェンスをいかに突破するかという点では、今シーズン途中に島根から移籍してきたエペ・ウドゥの働きも大きなカギを握ることになるだろう。

文＝吉川哲彦

■ロスター
・島根（HC：ポール・ヘナレ）
後藤翔平
 ペリン・ビュフォード
 安藤誓哉
 ニック・ケイ
 北川弘
 リード・トラビス
 阿部諒
 白濱僚祐
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 ウィリアムスニカ
 谷口大智