2023.03.08

個人賞は誰の手に…B1後半戦を前にランキングをチェック/3ポイントシュート編

3ポイントランキングトップ3に入るメイヨ、スミス、クラーク(左から)
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 “代表ウィーク”を終え、B1リーグは3月8日の第23節から再開する。レギュラーシーズン後半戦開始を前に、前半戦の個人成績を振り返る。今回は3ポイントシュートランキングを見ていこう。

 首位は1試合平均45.7パーセントをマークしたクリストファー・スミス千葉ジェッツ)。11月30日の試合でキャリアハイとなる7本の3ポイントを沈めると、第14節の群馬クレインサンダーズ戦では5本の3ポイントシュートを含むキャリアハイ40得点と爆発した。昨シーズンは主にベンチから出場してベスト6thマンを受賞したが、今シーズンは37試合中17試合に先発。東地区1位の千葉Jを支える彼が後半戦も高い3ポイントシュート成功率を記録できれば、チームの地区優勝に近づくだろう。

 2位のニック・メイヨ広島ドラゴンフライズ)は同44.4パーセント、3位のコティ・クラーク名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が同44.3パーセントをマーク。9位までが40パーセント台をマークしていることからも、リーグ全体における3ポイントシューターのレベルの高さをうかがえる。

 また、上位6選手を含むトップ20人中13人が外国籍選手。スミスのようにシューティングガードやスモールフォワードを本職とする選手もいるが、全員に外角のシュートが要求される現代のバスケットボールにおいて、やはり脅威となるのは万能ビッグマンの存在だ。7位の遠藤祐亮宇都宮ブレックス)、9位の細川一輝三遠ネオフェニックス)をはじめとするガード陣の3ポイントシューターと併せて、後半戦では万能ビッグマンの活躍にも注目だ。

■3ポイントシュートランキングトップ20※B1第22節終了時点
1位:クリストファー・スミス千葉ジェッツ)45.7パーセント(102/223)
2位:ニック・メイヨ広島ドラゴンフライズ)44.4パーセント(52/117)
3位:コティ・クラーク名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)44.3パーセント(94/212)
4位:ブロック・モータムレバンガ北海道)43.9パーセント(65/148)
5位:ケビン・ジョーンズサンロッカーズ渋谷)42.9パーセント(76/177)
6位:ニック・ケイ島根スサノオマジック)42.9パーセント(69/161)
7位:遠藤祐亮宇都宮ブレックス)41.9パーセント(96/229)
8位:トーマス・ケネディ茨城ロボッツ)40.9パーセント(76/186)
9位:細川一輝三遠ネオフェニックス)40.7パーセント(100/246)
10位:辻直人広島ドラゴンフライズ)39.3パーセント(90/229)
11位:ケヴェ・アルマ新潟アルビレックスBB)39.2パーセント(78/199)
12位:齋藤拓実名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)38.5パーセント(60/156)
12位:マシュー・ライト京都ハンナリーズ)38.5パーセント(75/195)
14位:橋本竜馬レバンガ北海道)38.4パーセント(61/159)
15位:津山尚大島根スサノオマジック)37.9パーセント(69/182)
16位:安藤誓哉島根スサノオマジック)37.7パーセント(119/316)
17位:ジェロード・ユトフ京都ハンナリーズ)37.2パーセント(102/274)
18位:レイ・パークスジュニア名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)37.0パーセント(57/154)
19位:ヴィック・ロー千葉ジェッツ)36.9パーセント(52/141)
20位:ネイサン・ブース仙台89ERS)36.7パーセント(72/196)
※B1リーグ戦51試合(全試合数の85パーセント)以上出場かつ、3ポイントシュート成功数が90本以上(1試合平均3ポイントシュート成功数1.5本以上)選手が対象

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