2023.03.20

デンソーがトヨタ自動車との首位攻防戦に連勝…ENEOSはトヨタ紡織を撃破/Wリーグ第13節

最終節でトヨタ自動車を破り、リーグ1位となったデンソー[写真]=W LEAGUE
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 3月18日から19日にかけて、各地で第24回Wリーグの最終第13節が行われた。

 デンソーアイリスとトヨタ自動車アンテロープスによる首位攻防戦の第1戦、高田真希が18得点を挙げて61-51でデンソーが勝利する。続く第2戦では渡部友里奈の15得点を筆頭に4選手が2ケタ得点をマークし、65-64でデンソーが連勝。デンソーはチーム史上初のリーグ1位でレギュラーシーズンを終えた。

 ENEOSサンフラワーズはトヨタ紡織サンシャインラビッツと対戦。第1戦では渡嘉敷来夢が22得点16リバウンド5ブロックと躍動し、ENEOSが88-59で快勝する。さらに第2戦では、長岡萌映子が20得点をマークして69-54でENEOSが連勝した。

 東京羽田ヴィッキーズとアイシンウィングスの第1戦、峰晴寿音が21得点を奪い、アイシンが67-58で先勝する。しかし、第2戦では鷹のはし公歌が18得点とチームをけん引し、東京羽田が71-61でリベンジを果たした。

 シャンソン化粧品シャンソンVマジックは山梨クィーンビーズと対戦。第1戦ではイゾジェ ウチェと吉田舞衣が21得点と活躍し、シャンソンが99-63で快勝する。続く第2戦では吉田が21得点10リバウンド6スティールと奮闘すると、96-68でシャンソンが連勝を飾った。

 三菱電機コアラーズは姫路イーグレッツと対戦。第1戦では姫路の白崎みなみに32得点を奪われるも、西岡里紗が29得点を挙げた三菱電機が77-74で接戦を制す。第2戦では小菅由香が24得点16リバウンド、根本葉瑠乃が21得点、西岡が20得点とそれぞれ躍動し、90-66で三菱電機が快勝した。

 日立ハイテククーガーズは新潟アルビレックス BBラビッツと対戦した。第1戦ではダラーメ マレム ドイが29得点を挙げ、87-74で日立ハイテクが勝利。第2戦では大原咲織が16得点10リバウンドをマークし、日立ハイテクが82-66で連勝を収めた。

 富士通レッドウェーブはプレステージ・インターナショナル アランマーレと対戦。第1戦では田中真美子と江良萌香が17得点をマークし、60-48で富士通が先勝する。続く第2戦でも江良が15得点、田中が10得点11リバウンドを挙げ、富士通が70-45で連勝した。

 第13節の対戦結果は以下のとおり。

■【第13節】試合結果
※左側がホームチーム、ニュートラルゲーム(中立地開催)は「N」と記載

トヨタ自動車アンテロープス vs デンソーアイリス
第1戦 51-61
第2戦 64-65

ENEOSサンフラワーズ vs トヨタ紡織サンシャインラビッツ
第1戦 88-59
第2戦 69-54

東京羽田ヴィッキーズ vs アイシンウィングス
第1戦 58-67
第2戦 71-61

山梨クィーンビーズ vs シャンソン化粧品シャンソンVマジック
第1戦 63-99
第2戦 68-96

姫路イーグレッツ vs 三菱電機コアラーズ
第1戦 74-77
第2戦 66-90

日立ハイテククーガーズ vs 新潟アルビレックス BBラビッツ
第1戦 87-74
第2戦 82-66

富士通レッドウェーブ vs プレステージ・インターナショナル アランマーレ
第1戦 60-48
第2戦 70-45