2023.03.30

在籍13年目にして初のQFからの登場となるENEOS・渡嘉敷来夢「ここから全部勝てば良い」

レギュラーシーズンについて「思い描いていた順位ではなかった」と話す渡嘉敷 [写真]=Wリーグ
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 Wリーグは3月28日、「第24回Wリーグ プレーオフ」、4月1日のセミクォーターファイナル、2日のクォーターファイナルに向け、リモートでの会見を実施した。

 4月2日に、富士通レッドウェーブ対日立ハイテククーガーズの勝者と激突するENEOSサンフラワーズ(レギュラーシーズン4位)。現時点で平均20.3得点11.3リバウンド2.8アシストをマーク、皇后杯MVPにも輝き今シーズンも絶好調の渡嘉敷来夢が会見に臨んだ。

「シーズン序盤は代表活動だったり、ケガ人もいてメンバーがなかなか集まらず難しかった」と語る渡嘉敷。例年より順位を落として終えたレギュラーシーズンについて「思い描いていた順位ではなかった」と話しながらも「ここから全部勝てば良いと思っています。リーグ終盤には16人全員で練習もできているので、自分たちに自信を持ってやっています」とプレーオフでの挽回を誓った。

 キープレーヤーとして選んだのは、プレータイムが限られたシーズンを乗り越え、今シーズンから先発として頭角を表した星杏璃。「若いですし、今年からスタートとしてやっていてすごく勢いがある選手なので、このままシーズンが終わるまで突っ走ってくれたらと思います」とENEOSにとって星が無くてはならない存在になっていることを感じさせた。

「ディフェンスから走るバスケット。それに3ポイントシュートが付いてきたら最高」と理想のバスケットを語る渡嘉敷は、ENEOS在籍13年目にして初のクォーターファイナルからの登場となる。「土曜日から試合をしてきて、会場や試合の雰囲気に慣れているチームと戦うってところが少しアドバンテージかなと思うんですけど、しっかりと準備して戦うだけだと思っています」と渡嘉敷らしい強さを見せ「次に繋がる良い試合ができるように、チーム一丸となってやっていけたらなと思います」と意気込みを語った。

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