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4月9日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都)で第24回Wリーグプレーオフのセミファイナルが開催され、ENEOSサンフラワーズ(4位)がデンソーアイリス(1位)との第2戦に臨んだ。
第1戦に71-67で勝利したENEOSは、渡嘉敷来夢が先制点を挙げるも、デンソーの本川紗奈生に連続得点を奪われ、第1クォーター序盤は接戦に。宮崎早織が7得点とチームをけん引するが、赤穂さくらに8得点と活躍を許すと、中盤以降はENEOSの得点が伸び悩み、13-20とリードをされる。
続く第2クォーター、林咲希が3ポイントを決めると、中田珠未も得点を伸ばしてENEOSが点差を縮める。終盤には渡嘉敷のバスケットカウントで逆転に成功すると、藤本愛瑚も存在感を発揮し、32-30で試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、長岡萌映子と林が長距離砲を決めると、星杏璃も連続得点を挙げてENEOSがリードを保つ。しかし、本川の3ポイントや髙田真希の活躍でデンソーを突き放すことができず、51-47で最終クォーターへ。
勝負の第4クォーター、序盤に髙田や赤穂ひまわりの得点で2度にわたり同点とされるも、逆転を許さないENEOS。試合終盤には宮崎の得点でリードを広げるが、残り1分19秒には赤穂ひまわりの3ポイントで2点差に。それでも、最後までリードを譲らなかったENEOSが、61-59で逃げ切り勝利を飾った。
2年ぶりのファイナル進出を果たしたENEOSは、宮崎が13得点、渡嘉敷が12得点21リバウンド、星が11得点をマーク。一方のデンソーは、髙田が16得点7リバウンド、赤穂さくらが14得点9リバウンド、赤穂ひまわりが13得点7リバウンド、本川が10得点と奮闘するも、2連敗でセミファイナル敗退となった。
■試合結果
デンソーアイリス 59-61 ENEOSサンフラワーズ
デンソー|20|10|17|12|=59
ENEOS|13|19|19|10|=61