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広島ドラゴンフライズがWリーグに所属する姫路イーグレッツの全株式取得…男女一体のクラブ経営に

広島が姫路イーグレッツの株式取得およびフランチャイズ移転を発表
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 広島ドラゴンフライズは2月10日、Wリーグに所属する姫路イーグレッツの全株式取得を発表。6月にフランチャイズを兵庫県姫路市から広島県に移転する準備を進めているという。

 今後は親会社の広島が主体となって姫路を運営。広島の浦伸嘉代表取締役社長、姫路を運営するイーグレッツ株式会社の岡田隆人代表は公式HPで次のようにコメントした。

広島ドラゴンフライズを日頃よりご支援いただいているすべての皆様に改めて御礼申し上げます。当社は、『HIROSHIMA PRIDE』をスローガンとして掲げ、『スポーツ王国』として名高いここ広島で、地域の皆さまに誇りと喜びを届け、愛され応援されるクラブづくりを通じて、日本バスケットボール界のさらなる発展に貢献するために活動しております。日本バスケットボール協会(JBA)の島田慎二会長の掲げる『ONE Basketball』という新たな指針のもと、バスケットボール界の男女の垣根を越えた連携による価値向上が加速する中で、かねてより当社は、日本バスケットボール界全体の発展を見据え、いつかは女子チームを保有し、男女一体となったクラブ経営に挑戦したいという強い想いを持っておりました。こうした背景が重なり、このたびの決断に至りました」

「かつて当社は、1億6,000万円もの債務超過を抱え、クラブの存続自体が危ぶまれる極めて厳しい経営状況に直面していました。しかし、地域の皆さまの温かいご支援を背に、その窮地から這い上がり、B2からB1への昇格、そしてB.LEAGUE年間チャンピオンの座を掴み取るまで成長を遂げることができました。当社の存続の危機からの再生と昇格、および頂点へと駆け上がった当社の成長と、その過程で培った運営ノウハウ、実行力にJBA・Wリーグそして姫路イーグレッツが期待を寄せていただいた結果であると受け止めております。本件の検討を進める中で、Wリーグに所属するクラブであっても、地域に根差したバスケットボールクラブがこのままでは消滅してしまう可能性があるという現実を強く認識いたしました。時期尚早との見方もある中ではありますが、我々が苦難を乗り越えてきた経験を生かすことで、バスケットボール界全体の価値が損なわれるリスクを回避し、未来にバトンをつなぐことができると確信し、姫路イーグレッツの株式取得および子会社化に至りました。今後、拠点を広島へと移すことになりますが、これまで姫路イーグレッツを温かく応援し、支えてくださったすべての皆様に、心より感謝と敬意を表します。皆様とともに築いてこられた歴史や想いは、クラブの大切な財産として、確かに受け継いでまいります」

「その礎を大切に継承したうえで、スポーツ王国・広島においてより一層地域から愛されるクラブを目指して活動してまいります。併せて、男子チームの運営・育成・地域連携において培ってきたノウハウを最大限に活用し、競技力とクラブ価値の両面での向上を図ってまいります。将来的には、国内女子バスケットボールのトップカテゴリーである『Wリーグプレミア』への昇格、さらには日本代表選手を輩出できる存在感のあるクラブへと進化することを目指してまいります」(浦代表取締役社長)

姫路イーグレッツを日頃よりご支援いただいているすべての皆様に改めて御礼申し上げます。弊クラブはWリーグ参戦4シーズン目を終えようとしている若いクラブでございますが、来シーズンの参戦や今後に向けて、持続可能なチーム運営が難しい状況となってしまいました。そのため、第一にはチームの存続を、そして安定経営並びに安定したチーム運営、また更なる強化を図るべく昨年末よりチームの譲渡を検討して参りました。その中でBリーグ広島ドラゴンフライズを運営する株式会社広島ドラゴンフライズ様とめぐり逢い、バスケットボールに対する情熱・思いが一致したこと受け広島ドラゴンフライズ様に姫路イーグレッツをお任せすることが最善だと判断いたしました。広島ドラゴンフライズは2023-24シーズンのBリーグチャンピオンであり、バスケットボールチームの経営・運営・強化には高いノウハウを持ちあわせておりますので、イーグレッツのチーム・選手がこれまで以上に輝いていくことを楽しみにすると共に、最大限の応援をしていく所存です。広島へのフランチャイズ移転後も変わらぬご支援・ご声援をお願いいたします」(岡田代表)

 なお、姫路は2021年に誕生したチームで、2022年からWリーグに参戦。「大樹生命 Wリーグ 2025-26シーズン Wフューチャー」は7チーム中6位の6勝18敗という成績だった。

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