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4月29日、「Wリーグオールスター 2022-2023 in 有明」が有明アリーナで行われ、「Wリーグオールスター2022-23 in 有明 UNITED VS STARS」が開催された。
Wリーグと韓国最高峰の女子プロバスケットボールリーグWKBLを代表する選手が、『WLEAGUE ALLSTAR UNITED』と『WKBL RISING STARS』の2チームに分かれ、それぞれのリーグと国のプライドを賭けた熱い戦いが繰り広げられるなか、WLEAGUE ALLSTAR UNITEDのスターターを務めた東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)が、この試合のMVPを獲得。
試合後、東藤がメディア対応。「ポイントガードの選手をはじめ周りの人たちのレベルが高いので、私としては今日はMVPレベルの働きができたと思っていませんが、周りの方々が合わせに入ってくれたりシュートを決めてくれたり、そういったところで盛り上げていけた一員としては、すごく嬉しいです」と、MVP受賞の感想を伝えた。
「序盤に、(WKBL RISING STARSチームが)思ったよりコンタクトが強くて、3ポイントシュートもかなり決められた」とするも、「そこにアジャストしながらうまく対応できました」と話した。また試合途中には、代表選手5人がコートに立つ場面も。「代表でのホットラインのような、『この人ならここに出してくれる』といったプレーも出たりして、代表を思い出して楽しかったです」と振り返って笑顔になった。
オールスターではあるが、日本選手の組織力が光った試合でもあった。そこの部分については、「日本のチームはディフェンスが強くてトランジションが早い」とし、「ポイントガードがとても得点力のある選手が多くて、そこを起点にセンターとフォワードが絡んでいく感じなので、そういう面ではどこのチームも共通点があるなかで、試合ができたんじゃないかと思います」と語った。
リーグが終わった現在は、基本はリフレッシュした時間を過ごしているという。「年間を通して、代表活動があり、その後、チームに戻ってという密度のある1年間だったので、今は少しずつ体を動かしながら、おいしいもの食べたり地元に帰ったりしています」と明かした。
なお30日にはスキルズチャレンジのほか、本戦に出場する東藤。「オールスターは楽しみながらでもありますが、今日はそのなかでも実力の試し合いのようなところもあったので、日本と韓国の良さを改めて伝えられる機会になったと思います」とし、「本戦ではよりファンの皆さんに楽しんでいただけるように、自分たちから盛り上げていきたいと思います」と期待に満ちた目で語った。