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3月31日、高崎アリーナ(群馬県)で『京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024』のクォーターファイナルが行われ、ENEOSサンフラワーズ(3位)がトヨタ紡織サンシャインラビッツ(6位)と対戦した。
宮崎早織の3ポイントで先制したENEOSは、6-0と試合開始からリードを奪う。その後、トヨタ紡織の東藤なな子に8得点を奪われ、リードチェンジを繰り返すが、長岡萌映子、渡嘉敷来夢、宮崎、鈴置彩夏がそれぞれ5得点を挙げ、20-16で第1クォーターを終えた。
続く第2クォーター、開始から鈴置や岡本彩也花の長距離砲が決まり、ENEOSが点差を拡大。さらに、ディフェンスではトヨタ紡織を10得点に抑え、37-26で試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、鈴置の3ポイントが決まると、渡嘉敷も次々と得点を挙げて試合の主導権を離さない。終盤には長岡も連続得点を奪い、56-39とリードを広げて最終クォーターへ。
勝負の第4クォーター、開始から連続6失点するが、直後から渡嘉敷と宮崎の得点で8-0のランを作ってトヨタ紡織を突き放す。その後はわずかに点差を詰められたものの、最後まで試合を優位に進めたENEOSが、71-58で勝利を飾った。
セミファイナル進出を決めたENEOSは、渡嘉敷が19得点6リバウンド、長岡が14得点9リバウンド、宮崎が13得点6アシスト、鈴置が11得点をマークした。
一方のトヨタ紡織は、東藤が14得点6リバウンド、都野七海が10得点、河村美幸が10得点7リバウンド、ディマロ ジェシカ ワリエビモ エレが3得点16リバウンドを挙げるも、クォーターファイナル敗退となった。
2戦先勝方式のセミファイナルは、4月6日から8日にかけて武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ(東京都)で開催される。
■試合結果
ENEOSサンフラワーズ 71-58 トヨタ紡織サンシャインラビッツ
ENEOS |20|17|19|15|=71
トヨタ紡織|16|10|13|19|=58