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3月30日、高崎アリーナ(群馬県)で第25回Wリーグプレーオフのセミクォーターファイナルが行われ、トヨタ紡織サンシャインラビッツ(6位)が日立ハイテククーガーズ(7位)と対戦した。
スタートダッシュに成功したのはトヨタ紡織。ディマロ ジェシカ ワリエビモ エレがゴール下で存在感を見せると、平末明日香や河村美幸も3ポイントシュートを決めていき、早々に2ケタリードを獲得する。堅守で日立ハイテクのターンオーバーも連発させ、19-8の11点差で最初のクォーターを終えた。
第2クォーターでもトヨタ紡織の流れは変わらず、ディフェンスリバウンドから着実に得点を積み重ねる。中盤では北村悠貴がブロックやスティールを立て続けに披露し、終盤にかけて日立ハイテクに連続得点を許したものの、36-23と13点を先行してハーフタイムを迎えた。
続く第3クォーター、トヨタ紡織はさらに攻防の勢いを伸ばしていき、残り5分半にはリードを20点に乗せる。2年目の都野七海もオフェンスやリバウンドで積極性を見せてチームを盛り上げると、59-32の27点リードで最後のクォーターへ。
第4クォーター序盤にトヨタ紡織は北村と齋藤麻未が長距離砲を炸裂し、途中からコートインした東藤なな子も連続得点で貢献。その後もトヨタ紡織が危なげない戦いぶりで試合を締めくくり、最終スコア82-54で快勝を収めた。
クォーターファイナル進出を決めたトヨタ紡織は、北村が19得点4リバウンド、ディマロ ジェシカ ワリエビモ エレが12得点10リバウンド、平末が12得点をマーク。一方、プレーオフ敗退となった日立ハイテクは奥山理々嘉が13得点、星香那恵が10得点を記録した。