2019.07.25
「出だしが良くなかったので、そのままズルズルと最後までいってしまい、点差が付いてからようやく日本らしいバスケットができたのかなと思います」
「FIBA U19女子ワールドカップ2019」の第2戦、65-79で敗れたスペインとの試合を振り返ったのは野口さくら。
試合は出だしこそ東藤なな子の得点で先行したが、スペインもインサイドで連続得点。3ポイントシュートも要所で決まり、スペインが開始約3分半で逆転すると、そこからはスペインがリードしたまま試合が進んでいく。
一方、日本は「スペインが1番ポジション(ポイントガード)のところを止めてきて、オフェンスを簡単に展開させないようにしていた」(萩原美樹子ヘッドコーチ)というように、前日の試合で活躍を見せたポイントガードの石原柚香が厳しいマークに遭い、オフェンスでリズムが作れない。加えてバックカットやスクリーンプレーなどスペインの巧みな攻撃にも日本のディフェンスは対応しきれず。課題のリバウンドでもスペイン48本、日本が38本と、あらゆる面でスペインに上を行かれた形となった。

オールラウンダーの野口はボールハンドリングに加え、シュート力も高い [写真]=田島早苗
スターターを担う野口は「自分自身も、もう少し出だしからドライブでアタックしていった方が良かったと思います」と、コメント。また、ここ2試合を振り返っては「まだできるところがあるというのが一番で、ディフェンスを見てプレーできていないところや周りが合わせてくれているのに無理やりシュートを打っているところ。もう少し仲間を生かしたドライブをしていけば、もっといい展開になるのかなと思います」と、自身の出来を振り返った。
181センチの高さを持つオールラウンダー。ボールハンドリングにも優れ、巧みな切り返しからドライブを狙うことのできるのが野口の特長だ。だが、ドイツ戦、スペイン戦ともにそのドライブは何度も試みていたのだが、相手の高さに跳ね返され、シュートを決めることができず。時にはファウルももらえないシーンもあった。これには、「マイマンを抜いた時に次のディフェンスが見られてないこと」を原因に挙げ、「相手は大きいので、ドライブではマイマンを抜いた後にストップジャンプシュートをするとか、次のディフェンスを見てプレーすればもう少し周りも生かせるし、自分も生きるのかなと思います」と、分析した。
ここまでのパフォーマンスには「納得いっていない」という野口。日本を支えるオールラウンダーは23日に行われる予選ラウンド最終戦のコロンビア戦、そして決勝トーナメントに向けて決意を新たにした。
なお、予選ラウンド最終戦のコロンビアは、初戦でスペインに大差で敗れたものの、続くドイツ戦に勝利。勢いに乗っているだけに、日本にとっても厄介な相手と言える。しかし、この試合は確実に勝利したいところだ。

7月22日は休息日。日本は23日コロンビアと対戦する [写真]=田島早苗
文・写真=田島早苗
【試合結果】7月21日予選リーグD第2戦
日本 65-79 スペイン (@タイ・ジャパニーズ・ユースアリーナⅡ)
JPN|15|18|9|23|=65
ESP|21|17|24|17|=79
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