女子日本代表のパリ五輪予選ロスター発表…吉田亜沙美、馬瓜姉妹ら12名で最終決戦へ

カナダ、スペイン、ハンガリーとオリンピック世界最終予選を戦う女子日本代表 [写真]＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　日本バスケットボール協会（JBA）は2月7日、あす8日から始まる「FIBA女子オリンピック世界最終予選（OQT）」へ向けた女子日本代表のロスター12名を発表した。

　1月10日から候補選手を招集し合宿を行ってきた日本代表は、同29日に“メンバー非公開”で離日。パリ2024オリンピック出場権を争う最終決戦を目前に控え、ついに最終メンバーを公開した。

　髙田真希、林咲希ら恩塚亨ヘッドコーチ体制で主力を担ってきた選手が名を連ねたほか、2度目の現役復帰を果たした吉田亜沙美も4年ぶりに代表公式戦参戦が決定。合流の遅れが心配されていた海外組からは、オーストラリアでプレーするオコエ桃仁花が外れた一方で、スペインで奮闘する馬瓜ステファニーが招集された。

　アイシンウィングスに所属する野口さくらは初選出で、馬瓜エブリンと馬瓜ステファニーの姉妹が揃って女子日本代表に選ばれるのも今回が初めて。平均身長174.4センチ、平均年齢27.4歳というメンバー構成になった。

　1月26日に公開された合宿参加メンバーから外れたのは、負傷の影響で別メニュー調整が続いていた町田瑠唯と、同日の練習をコンディション不良で欠席していた星杏璃、東藤なな子の3名。星については「欧州到着後の現地活動において受傷し、『左膝前十字靭帯断裂』の診断を受け日本代表チームを離脱した」とJBAが説明した。

　OQTは16チームが4チーム4組に分かれて行われ、パリ2024オリンピック出場12枠のうち残り10枠（※開催国フランス代表と2022ワールドカップ優勝アメリカ代表は出場決定）を争う。日本代表はハンガリーで開催されるグループAに入り、8日にスペイン代表（4位）、9日にハンガリー代表（19位）、11日にカナダ代表（5位）と対戦。上位3カ国に与えられる五輪出場権の獲得を目指す。

　今回発表された最終ロスター12名の一覧は以下の通り。

■ 女子日本代表 OQT最終ロスター
#3 馬瓜ステファニー (PF／182センチ／MOVISTAR ESTUDIANTES)
#4 川井麻衣 (SG／171センチ／トヨタ自動車アンテロープス)
#8 髙田真希 (C／185センチ／デンソーアイリス)
#12 吉田亜沙美 (PG／165センチ／アイシンウィングス)
#15 本橋菜子 (PG／164センチ／東京羽田ヴィッキーズ)
#18 野口さくら (PF／182センチ／アイシンウィングス)
#23 山本麻衣 (PG／163センチ／トヨタ自動車アンテロープス)
#27 林咲希 (SG／173センチ／富士通レッドウェーブ)
#30 馬瓜エブリン (PF／180センチ／デンソーアイリス)
#31 平下愛佳 (SG／177センチ／トヨタ自動車アンテロープス)
#32 宮崎早織 (PG／167センチ／ENEOSサンフラワーズ)
#88 赤穂ひまわり (PF／184センチ／デンソーアイリス)