2025.08.14

島田チェアマン「嘘をつかないで情報発信する」…ChatGPT分析から語る意思決定と責任の重要性

『島田のマイク』第249回が配信
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 8月14日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第249回が配信。250回目前の記念企画として、人工知能(AI)を活用した対話型プラットフォーム「ChatGPT」に島田チェアマンと番組について質問し、その回答を検証。番組の軌跡を振り返りながら、リーダーとして意思を明確にすることと情報公開への強い想いについて語った。

 番組の特徴について、ChatGPTは「チェアマンの等身大トーク」「リスナー参加型」「島田節満載の回答」と分析。Wikipediaにも記載されている情報を踏まえた説明も差し込まれ、2020年10月22日の第1回放送について島田チェアマンは「(最初の放送の頃)まだマスクとかして話してましたからね。2020年10月って本当に混沌としてましたよね」と当時を振り返った。また2022年9月の100回記念でニッポン放送 PODCAST STATIONでの配信が開始されたことについては「オールナイトニッポンのスタジオに入って、あれは感激しました」と懐かしみ、250回を控えた今「もう誰にも抜かれない記録を作ろう。ここまで来たら向こう10年抜かれない記録を作ろう」と笑顔とともに意気込んだ。

 おすすめの番組の楽しみ方としてChatGPTは「Bリーグの舞台裏を知りたい方」「インタビュー調のトークが好きな方」「リスナーとの双方向性を楽しみたい方」「ビジネス視点や地域創生のヒントも欲しい方」と、バスケファンに留まらない幅広い層への訴求力を挙げた。さらに番組企画の提案が行われた中で、特に『全国クラブ代表 座談会 音声会議』に関する島田チェアマンの発言が印象的だった。

 実際の代表者会議で島田チェアマンが心がけているのは「自分の意思を発表してもらうこと」だという。そのうえで、意見が割れてしまうような場合は多数決ではなく「(少数意見でも)Bリーグの発展にとっては絶対にいいと思うし、今ここでやらないと未来に出来ないと思うから、ここはやらせてほしいです」などの自身の言葉と責任を意識し、島田チェアマン自身の意思を提示し方向性を示す。

「決断することはスタートで、結果を出したことによって過去を正当化するわけで。“皆さんどうですか? 皆さんの意見でもいいですよ”と言ったら、それはリスク回避して、自分のせいにならないようにしているようなものじゃないですか。でもそれは覚悟が足りないですよね。これが大事なことじゃないかな」

 番組の本質として島田チェアマンは「基本的なスタンスは情報公開をしていきたいってことなんですよ」と述べ、選手やスポンサー、ファンも含めた多くのステークホルダーとの信頼関係形成が大きな目的だと伝えた。「好き嫌いはさておき、嘘をつかないで情報発信するところだけは少なくとも信頼関係があるという状況は作りたいなと。だから真実を語ります、この番組では」と、透明性の高い情報発信の継続を強調した。

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