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初開催のBリーグドラフト直前…『島田のマイク』が届ける制度設計の舞台裏と選手の声

「島田のマイク」第271回が配信
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 1月22日、島田慎二氏(日本バスケットボール協会会長/Bリーグチェアマン)のポッドキャスト番組『島田のマイク』第271回が配信。一週間後の29日に迫った『Bリーグドラフト2026』について、制度設計担当者へのインタビューと、『Bリーグドラフト2026コンバイン』に参加した選手たちの声を届けた。

 Bリーグ初のドラフト導入は「難しいシチュエーションだった」と、島田氏は振り返った。ドラフト締切前に有望な若手選手が任意のクラブと契約を決めるような流れが多くみられ、ドラフトが成り立つのか危惧する声も少なくなかった。しかし、結果的に志望届提出者は想定を超える108名に上った。

 第1回となるBドラフト2026では、新B1『Bプレミア』ライセンスを持つ26クラブのうち、参加を表明した23クラブが抽選で指名順位を決定。1巡目は1位から26位の正順、2巡目は26位から1位の逆順、3巡目は正順といった形で進められる。

 2025年12月18日に行われた、候補選手たちがドラフト指名に向けてアピールする選考イベント『Bドラフト2026コンバイン』には55名が参加し、各クラブの編成担当者が会場に集結した。

 B.革新の各種レギュレーション設計を担当したBリーグドラフト事務局・三浦慶也氏は、「毎日見ごたえのある試合がBプレミアで開催される、NBAに近いような世界観を目指している」と説明し、平日開催が増える中でも価値ある試合を提供するための施策としてサラリーキャップやドラフトを導入したという。

 三浦氏はクラブ所属のU18で2年以上プレーした選手に優先交渉権を与える『ユース優先交渉権』が、現在のBリーグでは必要不可欠だったと説明。「選手のことを考えるドラフトと、クラブのことを考えるドラフトは少しルールの設計が変わってくるので、そのラインの引き方が一番難しかった」と苦労を明かしつつ、「(学生バスケも含め)バスケ界全体がこのドラフトによって盛り上がっていくといい」と、プロとアマチュアの架け橋となる可能性に期待を寄せた。

 また、コンバインに参加した選手たちのインタビューも紹介。3ポイントとピックアンドロールが強みの岩下准平(筑波大学)は「Bリーグの舞台に立って応援される選手になりたい」と抱負を述べた。ジャンバルボ海斗(近畿大学)は「オールラウンダーが強み。自分が攻めの起爆剤になります」とアピール。そして、エントリー第1号の寺坂優羽は「いち早くプロになりたいという想いで、志望届を1番最初に出せた」と語り、プロ入りへの思いを口にした。

 島田氏は「ドラフトで指名されるような選手にならないとトップカテゴリーの門戸は開けないんだということが分かる場になるので、選手にとってもファンにとっても良いこと」と述べ、「これまで3大ビッグイベント(Bリーグファイナル・Bリーグアワード・Bリーグオールスター)でしたけど、(ドラフトは)もう4大イベントに入ってくる」と位置づけた。

 今回のエピソードでは、昨年12月末にさいたまスーパーアリーナで開催された越谷アルファーズvs宇都宮ブレックスにて、Bリーグのクラブ・リーグ主管試合における最多入場者数2万475人を記録した際の舞台裏や、リスナーから寄せられた手紙などについても語った。

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