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ロサンゼルス・レイカーズで2度のNBA制覇を成し遂げたパウ・ガソルが6日(現地時間5日、日付は以下同)、現役引退を表明した。
スペイン出身のガソルは、1999年にFCバルセロナでプロデビューし、2001年のNBAドラフトにおいてアトランタ・ホークスから全体3位指名を受けたのち、トレードでメンフィス・グリズリーズへ入団した。
2007-08シーズン途中にトレードでレイカーズへ移籍すると、故コービー・ブライアントとタッグを結成し、2008-09、2009-10と2シーズン連続でNBA制覇を達成した。その後シカゴ・ブルズやサンアントニオ・スパーズ、ミルウォーキー・バックスでプレー。NBA通算1226試合の出場で、平均17.0得点9.2リバウンド3.2アシスト1.6ブロックを挙げた。
また、スペイン代表としても長らく活躍し、2006年に日本で行われた世界選手権では同国初となる金メダルを獲得し、自身はMVPを受賞。そのほか、2008年北京オリンピックと2012年ロンドンオリンピックでは銀メダル、2016年リオデジャネイロオリンピックでは銅メダルを獲得した。今夏行われた東京オリンピックにも出場し、ベスト8入りに貢献した。
ガソルは東京オリンピック敗退後に代表引退を表明していたが、プロ生活を続けるかどうかは明らかにしていなかった。だが、今日行われた会見で現役引退を発表。「プロバスケットボールから引退します。難しい決断だったけれど、本当によく考えて決断しました」と述べた。
なお、『The Athletic』などによると、レイカーズはガソルが在籍時に着用していた背番号16を永久欠番とすることを計画しているという。