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3月3日、FIBA(国際バスケットボール連盟)はシンガポールの法定委員会である「スポーツ・シンガポール」と3年間のパートナーシップを締結し、世界屈指のクラブが頂点を争う「FIBAインターコンチネンタルカップ」を同地で開催することを発表した。
同大会の会場となるのは旧国立競技場の跡地に建設され、2014年に開場したシンガポール・スポーツ・ハブ。33回目となる同大会は今年の9月21日から24日にかけて開催される予定で、アジアが試合会場となるのは史上初のことになる。
第32回大会は2月中旬に開催され、レノボ・テネリフェ、リオグランデバレー・バイパーズ、サン・パウロFC、USモナスティールの4チームが集結。決勝ではレノボ・テネリフェとサン・パウロFCが激突し、89-68でレノボ・テネリフェが王座に輝いた。
直近の大会では4チームが出場していたが、今大会は新たに2つ枠が設けられて合計6チームが参戦。「2023バスケットボールアフリカリーグ」、「バスケットボールチャンピオンズリーグ2022-23」、「バスケットボールチャンピオンズリーグアメリカ2022-23」の各優勝チームに加え、NBAからはGリーグ・イグナイトが参戦。残りの1枠は中国クラブから選出され、もう1枠はFIBAが順次発表すると伝えている。
大会について、NBA副コミッショナーのマーク・テイタムは「この大会はNBAを除くトップクラブチームの重要なショーケースであり、世界中のバスケットボールリーグの強さを反映している」と言及。また、Gリーグ・イグナイトについても「今回の大会に参加することをうれしく思っている」と、ポジティブなコメントを残している。
また、「スポーツ・シンガポール」の副最高経営責任者であるトー・ブン・イー氏は「今大会はスポーツへの関心をさらに高め、若者を中心としたより多くの人々に競技をプレーしたり観戦するきっかけを与えるでしょう」と、シンガポールにおけるバスケットボール人気の向上を狙っているようだ。
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