2023.06.08
3月1日から5日にかけて宇都宮と沖縄で行われる「EASL Champions Week(東アジアスーパーリーグ チャンピオンウィーク)」の開幕に先駆け、宇都宮の会場となる日環アリーナ栃木にて、EASL Champions Week「ティップオフカンファレンス」が開催された。
この大会は日本をはじめ、韓国、フィリピン、中華圏の東アジアを代表する8チームが参加し、頂点を争う初めての大会。日本からは昨シーズンのBリーグチャンピオンである宇都宮ブレックスとファイナルズで惜しくも敗れた琉球ゴールデンキングスが出場する。
カンファレンスの冒頭、EASL CEOのマット・ベイヤー氏が登壇し、本大会の概要や見どころなどを中心に説明し、その後メディア対応した。
ベイヤーCEOは「本日は皆様にお越しいただき、非常に興奮していますし、この場にお迎えできることを光栄に感じています。EASLはFIBAとの10年間の独占契約を結び、アジアで最高のバスケットボールを作り、2025年までに様々な面において世界でTOP3のリーグになることです」とコメント。
「今回、Bリーグをはじめ東アジア圏の各国リーグとの連携で初開催できることに誇りを持っています。そして、バスケが非常に盛り上がっている日本での初開催できることを大変ありがたく感じています。今日から最終日までチームや選手たちはファンの皆さんを興奮させるようなプレーを繰り広げてくれると思います」
その後、参加する8チームからキャプテンを中心に1名ずつがカンファレンスに登場し、大会への意気込みなどを語った。宇都宮からは田臥勇太、琉球からは田代直希が現れて、この大会に対する力強い意欲を示す。
「初めてという記念すべき大会に出られることを本当にうれしく思っています。宇都宮と沖縄という日本での開催ということで全力を尽くして頑張ります。そして優勝を目指しながら、チームの成長につながる大会にしたいと思います」(田臥)
「各国を代表するチームと対戦できることをすごく光栄に思います。宇都宮さんと同様、僕たちもホームでの試合があるので、沖縄の方々もすごく楽しみにしていますし、自分たちも楽しみながら優勝を目指して頑張っていければと思います。韓国の2チームは完成度が高いと聞いていますし、フィリピンの2チームとベイエリアドラゴンズはタレント力が高いとのことなので、彼らから色々と吸収して今後のチームにつながる戦いをしたいです」(田代)
カンファレンス終了後、ベイヤーCEOが単独インタビューに対応。CEO自身の胸の内を聞くことができた。新型コロナウイルスの影響で計画から3年半を経て、開催される初の大会。「夢のようだ」とうれしさを隠さず、「諦めないでよかった」とも口にした。
「今は本当に夢のようなことだと感じています。コロナ禍で3年半、試合ができずに何度も諦めそうになりました。でも、この状況は難しい形であっても、逆に自分たちにとっては準備期間ができるなど、様々な面でポジティブにとらえていました。アジアにおけるバスケのマーケットは非常に大きいですし、ファンはバスケを愛しています。参加するすべてのリーグがこの大会の開催を強く望んでいた中で、参加するチームがその情熱を感じ、ファンも楽しみにしている。これは素晴らしいですね。だからこそ、自分としてはこれ以上のうれしいことはないですし、非常に幸せです」
そして初開催の日本に対する期待感とファンへのメッセージを最後に寄せてくれた。
「この夏にワールドカップが開催される日本でのEASLの初開催は素晴らしいことだと思っています。また、次のシーズンから予定しているホーム&アウェイ開催のテストにもなります。我々は成長のプロセスを踏んでいる最中です。日本のファンの皆さんには辛抱強く見守ってもらえたらありがたいですし、この大会を喜んでもらって、EASLを好きになってくれたらうれしいです」
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