2023.03.01

EASLに臨む宇都宮の佐々宜央HC…「アジアとして良い試合、大会にしていきたい」

海外チームとの対戦に意気込みを語った佐々HC [写真]=B.LEAGUE
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 3月1日から5日にかけて開催される東アジアスーパーリーグEASL)の「EASL Champions Week」。日本からは宇都宮ブレックス琉球ゴールデンキングスが参戦し、宇都宮は1日にホームの日環アリーナ栃木でTNTトロパンギガ(PBA/フィリピン)、3日にベイエリアドラゴンズ(EASL/香港)を迎え撃つ。

 開催に先立って、2月26日に宇都宮はチームの公式Youtubeチャンネルでチームメンバーのインタビュー動画を公開。指揮官の佐々宜央ヘッドコーチは「日本だけじゃなく、アジアとして良い試合、大会にしていくことが大事だと思っているので」と、大会に向けた意気込みを語っている。

 初戦の相手となるTNTトロパンギガの注目選手に挙げたのは、フォワードのケリー・ウィリアムズ。筋骨隆々とした見た目に反し俊敏な動きを持っていると佐々HCは語り、シューターのカルヴィン・オフタナも要注意の選手に。また、ブルックリン・ネッツやトロント・ラプターズなどでプレーしていたロンデイ・ホリス・ジェファーソンなども在籍しているため、フロントコート陣に強力なタレントがそろっていると分析した。

 3日に対戦するベイエリアドラゴンズについては、チームを率いるブライアン・グールジアンHCが最も注目すべきポイントだと熱弁する。彼は男子オーストラリア代表の監督も務め、東京五輪ではチームに史上初のメダル(3位入賞)をもたらすなど、世界でも名の知れたコーチの1人。「おもしろいバスケットをしてくると思います」と、佐々HCも偉大な指揮官との対決に期待を膨らませているようだ。

 また、今大会ではスポルディングのボールが公式球として採用。Bリーグはモルテンのボールを採用しており、今大会では感覚の違いが懸念されるが、佐々HCは「シューターのやつらはみんな好きです」と、スポルディングのザラザラとした材質に好感触を覚えている模様。「結構手になじむので。逆に(Bリーグに)戻るときが大変かな」と、レギュレーションの違いも楽しむ姿勢を示している。

「去年の結果もあって大会に出られるので、しっかりと戦って。ぜひ試合を見に来てくれるとうれしいです」と、インタビューを締めくくった佐々HC。注目のTNTトロパンギガ戦は、1日の19時30分開始予定となっている。

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