2025.08.04
世界のクラブ王者を決する「FIBAインターコンチネンタルカップ2025」が、9月18日から21日にかけてシンガポール・インドアスタジアムで開催される。今年で35回目を迎える本大会に、「FIBAバスケットボールチャンピオンズリーグアジア2025(BCLアジア)」を制した宇都宮ブレックスが出場。日本のクラブとしては初出場であり、アジア王者として世界の頂点に挑む。
宇都宮は6月にアラブ首長国連邦で行われたBCLアジアにおいて、準々決勝でのダブルオーバータイムを制し、さらに激戦となった決勝を勝ち抜いて初優勝を果たした。大会を通じて見せた堅守と粘り強さは、まさにクラブ伝統の強さであり、今度はそれを世界の舞台で発揮する。
クラブを代表して宇都宮の藤本光正社長は、「ここ数年、ほぼ同じメンバーで築き上げたチームケミストリーを最大限に生かし、各大陸の王者たちとの戦いに挑みたい」とコメント。国内外の強豪を知るメンバーたちが、宇都宮の名を背負いながら、世界を相手にどこまで戦えるかが注目される。
大会には、スペインのウニカハ(前回王者)、ブラジルのフラメンゴ、オーストラリアのイラワラ・ホークス、リビアのアラリSC、そしてNBA Gリーグ選抜「NBA Gリーグ・ユナイテッド」らが出場。全6チームが2グループに分かれ、総当たり戦を経て、各グループ1位が決勝に進出する。
宇都宮ブレックスはグループAに入り、以下の日程で予選ラウンドを戦う。
9月19日(金)21時(現地時間20時)〜 vsウニカハ(スペイン)
9月20日(土)21時(現地時間20時)〜 vsアラリSC(リビア)
9月21日(日)は、予選の順位に応じて以下の試合に臨む:
14時(現地時間13時) 5位決定戦(各グループ3位)
17時(現地時間16時) 3位決定戦(各グループ2位)
20時(現地時間19時) 決勝戦(各グループ1位)
今大会では6大陸のすべての代表クラブが一堂に会する。アジアを制した宇都宮ブレックスが世界を舞台にどのような爪痕を残すか。日本バスケットボールの未来を占う意味でも、その戦いから目が離せない。
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