2018.01.26
昨年のドラフト全体1位指名でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに入団したベン・シモンズ。昨季は右足の骨折によりシーズン全休となったが、ルーキーシーズンとして迎えた今季、見事な活躍を見せている。
208センチ104キロと恵まれた体格でポイントガードをこなすシモンズは、12月22日(現地時間21日)のラプターズ戦を終えて、NBAで30試合をプレー。4度の“トリプルダブル”を記録するなど、シモンズは平均36.5分に出場し、同17.3得点9.0リバウンド7.8アシスト2.0スティールという成績となっている。今季、リーグで平均17.0得点9.0リバウンド7.0アシスト以上を残しているのはシモンズのみと、ルーキーながらマルチな才能を発揮。
そんなシモンズが最初の30試合終了時点で残した合計スタッツは、520得点269リバウンド234アシスト。『Elias Sports』によると、最初の30試合で合計500得点250リバウンド200アシスト以上を記録したことのある選手は、オスカー“ビッグO”ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか)だけだという。
つまり、ルーキーシーズンの現時点においては、レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)やマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)よりも、シモンズはオールラウンドな成績に限っていえば、上回るということになる。
なお、ロバートソンはこの記録を達成した1960-61シーズンに、平均30.5得点10.1リバウンド9.7アシストというとてつもない記録を残している。そして61-62シーズンには、昨季ラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー)が記録するまで、NBA史上唯一となる“シーズン平均トリプルダブル(平均30.8得点12.5リバウンド11.4アシスト)”を達成した選手だった。
ちなみに、レブロンとシモンズは同じ代理人(リッチ・ポール)ということもあり、関係は良好だという。先月、現地メディア『Sports Illustrated』はレブロンがシモンズについて語ったメッセージについて伝えている。「君は俺以上の選手になることができるチャンスがある。だが、順にステップを踏んでいかなければダメだ。このまましっかりと仕事をこなしていかなければならない」とレブロン。シモンズは「これも彼がすばらしい選手ということを表した一面さ。彼はすばらしい選手を欲しているんじゃないかな」と語っている。
今後、このオーストラリア出身のルーキーはどこまで成長していくのか。現在21歳のシモンズは、選手生命を脅かすケガなどがなければ、少なくともあと10年はNBAで活躍できるだろう。今後もシモンズという男のプレーに注目したい。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2018.01.26
2018.01.25
2018.01.25
2017.12.25
2017.12.03
2017.11.06