2018.02.21

【NBA】レジェンドが予想する今季、「ウォリアーズを7ゲームシリーズで倒せるチームはいない」とリック・バリー

ウォリアーズから2年連続でオールスター選出となった4選手(左からトンプソン、グリーン、デュラント、カリー)[写真]=Getty Images
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今季の優勝争いはウォリアーズのコンディション次第か?

 1960年代中盤から70年代にプレーしたスコアリングマシン、リック・バリー(元ゴールデンステート・ウォリアーズほか)が、2月21日(現地時間20日)に現地メディア『Bay Area News Group』の取材に答えた。

現役時代は主にスコアラーとして活躍したバリー[写真]=Getty Images

 今季の予想について聞かれたバリーは、開口一番に「どうやって今予想しろというんだ? まだオールスターブレイクじゃないか」と答えた。レギュラーシーズン終了は4月中旬であり、NBAファイナルは6月のため、3か月以上も先のことを聞かれて驚いたのだろう。

 だが、そこからバリーはこのように持論を展開している。

 「4月に入れば、誰でもいくつかの予測はできるもの。だが今であっても、どのチームが勝つのか、負けるのはどのチームかという考えはある。現実的に、ウォリアーズがオフェンスとディフェンスの両面において、ベストなバスケットボールを7ゲームシリーズで遂行できるならば、彼らを倒すことのできるチームはないだろうね。シンプルなことさ。他のチームがいくらベストなプレーをしようとも、ベストなウォリアーズには敵わないからだ」。

 バリーは過去3シーズンのうち2度チャンピオンとなったウォリアーズが、条件付きとはいえ優勝候補筆頭であると語った。ウォリアーズはオールスターブレイクの時点で、ヒューストン・ロケッツ(44勝13敗)に次ぐウエスト2位の44勝14敗を記録している。直近8試合に限っていえば4勝4敗と調子を落としているものの、ディフェンディング・チャンピオンを高評価。そしてもう1つの条件としてこう語った。

 「ウォリアーズがコートに出てハードにプレーすること。(特にプレーオフでは)ディフェンスにおいては半歩遅れてしまうだけで、(相手チームに)やられかねない。自分たちがやろうとしていることに対して、しっかりと集中すること。それは身に付けるうえでも維持するうえでも、最も難しいことなんだ。コートでプレーしているすべての時間帯でやらなきゃならないからな」。

 これはチャンピオンシップを勝ち取るうえで、どのチームにとっても重要な要素だろう。そして、その大前提として「彼らが健康ならば」(バリー)と言うように、コンディションもマストな要素である。そのため、ライバルチームに対して、バリーは「ベストなプレーをすること、そしてウォリアーズがベストなプレーをしていないのであれば、倒すことができるのかもしれないね」と語った。

 健康という面でいうと、打倒ウォリアーズを果たすためには、プレーオフのファーストラウンドやカンファレンス・セミファイナルなど、ウォリアーズと対決する前のラウンドで早期決着をすることもポイントとなる。その可能性を最も高くさせるのは、リーグベストの成績、またはカンファレンストップの成績を残し、ホームコート・アドバンテージを得ることだろう。

カリー(右)は今季ここ3シーズンで最もプレータイムが短い。グリーン(左)は昨季より微増しているが、終盤戦に向けて調整してくるだろう[写真]=Getty Images

 2月23日(同22日)から再開するレギュラーシーズン。ウォリアーズの戦いぶりと共に、優勝候補と目されるロケッツやサンアントニオ・スパーズ、イーストのトロント・ラプターズやボストン・セルティックス、そしてトレード後に復調してきたクリーブランド・キャバリアーズといったチームの成績にも注目していきたい。