2018.05.24
5月19日(現地時間18日)、NBAは、6月1日(同5月31日)から幕を開ける「NBAファイナル」に向け、番組の間に流すスポット映像を公開した。
NBAチャンピオンを勝ち取ることは究極のゴールであり、すべての選手がこのためにプレーしている。そしてチャンピオンに輝くと、ラリー・オブライエン・トロフィーを手に取ることができる。その瞬間は、誰にとっても信じられないほど感情的になってしまうもの。
“Finally Mine”と題したこの映像には、30秒間にマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)やシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、コービー・ブライアント(元レイカーズ)、アイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ)といった往年の名選手たちをはじめ、レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)にダーク・ノビツキー(ダラス・マーベリックス)、カワイ・レナード(サンアントニオ・スパーズ)、ドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)ら、現役選手も登場する。
ちなみに、この“Finally Mine”を歌っているのはイギリス出身のジュリエット・ロバーツ。現地メディア『Sports Illustrated』のインタビューでロバーツは「彼ら(NBA)がこの曲を愛してくれたことで、私にとって最もいとしい曲の1つになったし、エキサイティングな機会を得ることができた」と語っている。
実は、ロバーツはステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)の大ファン。「好きになったきっかけは?」と聞かれたロバーツは、こう答えていた。
「ウォリアーズは最もチームらしいチーム。彼らはボールを回して、多くのショットを決めることができる。選手たちにもいろんな面があって、なかでもステフ・カリーが私のお気に入り。彼のプレーとシュートは、すっごく優雅だと思う。とっても滑らかで、流れるような感じだから、見ていて美しいの」。
一方で、「その対極にいるのがドレイモンド・グリーンね(笑) 彼の情熱はそこら中にあふれ出ているし、どこにでも現れる。そして彼がいるといろいろなことが起こる。彼らのプレーを見ていると、とても絆が強いチームだと思う」と話していた。
日本時間20日から、カンファレンス・ファイナルの第3戦が行われる。はたして、今年のNBAファイナルに勝ち進むのはどのチームなのか。過去3年連続で出場しているウォリアーズとクリーブランド・キャバリアーズなのか。ウエストでは1勝1敗で並んでいるヒューストン・ロケッツが、ウォリアーズを下して1995年以来初となる頂上決戦へ駒を進めるのか。イーストではボストン・セルティックスが2勝無敗とキャブスをリードしており、シリーズを勝ち抜くことができれば、2010年以来のファイナル進出となる。
まずは東西それぞれのカンファレンス・ファイナルの行方に注目していきたい。
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