2018.11.02

チーム新記録の3P24本を浴びせたセルティックスがバックスの開幕連勝を7でストップ

チームトップとなる6本の3ポイントを沈めた⑪カイリー[写真]=Getty Images
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第3Qに8本の3ポイント成功! セルティックスがバックスに今季初黒星を見舞う

 11月2日(現地時間1日)、ミルウォーキー・バックスがボストン・セルティックスのホーム、TDガーデンに乗り込み、一戦を行った。

 開幕からリーグで唯一の無敗(7連勝)を記録するバックスは、2試合ぶりに大黒柱ヤニス・アデトクンボが復帰し、ベストメンバーと言える布陣で、昨季プレーオフ1回戦で敗れた難敵へと挑んだ。

 第1クォーターはセルティックス(23-16)、第2クォーターはバックス(37-32)が得点で相手チームを上回り、前半は55-53とし、ホームのセルティックスが2点をリード。

 すると第3クォーターでセルティックスのアウトサイドシュートがさく裂。カイリー・アービングが最初の約1分半で3本を決めるなど、このクォーターだけで8本成功させ、93-78と15点の大量リードを奪ってみせた。

 しかし、バックスも黙っていない。第4クォーター開始からエリック・ブレッドソーのフリースローを皮切りに、トニー・スネル、アデトクンボのショットで12-0のランを見せ、残り9分31秒で90-93と一気に3点差の射程圏内へ。

 それでも、セルティックスはジェイソン・テイタム、カイリー、マーカス・モリスの長距離砲でバックスに逆転を許さない。残り4分24秒でテリー・ロジアーのショットが決まり、10点をリードする。

 だがバックスはそこからクリス・ミドルトンが2本の3ポイントを含む8得点を挙げるなどセルティックスを猛追。残り1分45秒で111-113の2点差、残り12.8秒にブレッドソーのフリースローが1本決まって1点差まで詰め寄るも、最後はカイリーがフリースロー2本を決めて勝負あり。セルティックスが最終スコア117-113で勝利し、今季成績を6勝2敗とした。

ヘイワードは今季最多の18得点。徐々に復調してきている[写真]=Getty Images

敗戦後も今季の戦力に自信をのぞかせたアデトクンボ

 セルティックスはカイリーの6本を筆頭にモリスが5本、アル・ホーフォードが4本決めるなど、チーム全体で24本の3ポイントを成功。これはNBA記録まであと1本に迫る本数で、フランチャイズ新記録を更新。カイリーが28得点7アシスト2ブロック、ホーフォードが18得点5リバウンド8アシスト、ゴードン・ヘイワードが18得点4リバウンド5アシスト、テイタムが12得点6リバウンド4アシスト、ベンチからモリスが17得点5リバウンド。

 「僕らはオープンスペースをたくさん見つけることができた。それが僕らにとって、ビッグショットになったんだ」と試合後に『AP』へ語ったヘイワードは、今季自己最多得点をマークした。

 一方のバックスでは、アデトクンボがゲームハイの33得点に11リバウンド3スティール、ミドルトンが16得点4リバウンド5アシスト、マルコム・ブログドンが16得点6リバウンド、ブレッドソーが13得点7アシストを記録するも、今季初黒星。

今季8試合目にして初黒星となったバックスだが、アデトクンボは自信を失っていない[写真]=Getty Images

 アデトクンボはこの試合では自分たちのベストなゲームができなかったという。ただ、今季の戦いぶりには自信を持っていると語った。

 「僕らは今でもベストチームの一つだと思ってる。でも今夜の僕らはA、あるいはBゲームができなかった。たぶんCゲームだろう。でも僕らはボストンで勝利まで限りなく近づくことができた」。

 今季好調な両チームが次回対戦するのは12月22日(同21日)。今後も楽しみなマッチアップとなりそうだ。

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