2019.04.19
3月28日(現地時間27日)に行われたメンフィス・グリズリーズ戦。ゴールデンステイト・ウォリアーズはKDことケビン・デュラントとステフィン・カリーがそれぞれ28得点、デマーカス・カズンズが16得点、クレイ・トンプソンが13得点を記録し、118-103でグリズリーズを下した。
この試合で22得点8アシストを挙げたマイク・コンリー(グリズリーズ)は、「彼らはボールなしの状態ですごくうまい動きを見せるチーム。それに彼らには数多くの得点オプションがあり、テンポを一気に上げることができるんだ」と試合後に『AP』へコメント。
グリズリーズにとって、最も脅威になったのはデュラントだろう。この日はフィールドゴール13投中12本(うち3ポイントは1投中1本)、フリースロー3本すべてを成功。フィールドゴール成功率92.3パーセントというとてつもない数字をたたき出した。
これにはスティーブ・カーHC(ウォリアーズ)も「ケビンにとってはゲームがイージーだっただろう。私はこれまでのリーグ史上、彼のような選手がいたとは思えないね。あのサイズでケビンのようなスキルが備わった選手は見たことがないんだ。彼はゲームでやりたいことを思うがままにできてしまうのさ」と『ESPN』へ語っていた。
公称は206センチながら、実質7フィート(213センチ)以上の高さを誇るデュラントは異様に長い腕を持ち、スピード、クイックネスといった身体能力に加えてガードのようなボールハンドリングとシュートレンジの広さがある。
デュラントはドライブからポストプレー、ミドルレンジジャンパー、3ポイントとあらゆるスポットからほぼブロック不可能なほど高い打点でショットを放ち、得点することが可能。さらにステップバックやフェイドアウェイ、ダーク・ノビツキー(ダラス・マーベリックス)のようなワンフット(片足)も繰り出すことができるだけでなく、キャッチ&シュートでも楽々とショットを沈めることができる。
キャリア12シーズン目のデュラントは、今季を含めた直近7シーズンすべてにおいて、フィールドゴール成功率50パーセント以上を記録している。ペイントエリアを主戦場とするビッグマンならさほど驚かないが、デュラントのようにあらゆるスポットからショットを放つ選手であれば話は別。フリースローもすべてのシーズンにおいて85パーセント以上の成功率を残しており、リーグ史上屈指のスナイパーと言っていい。
デュラントは『ESPN』へ、ショットの効率性を重視していることを明かしている。「2009年。(オクラホマシティ・サンダー在籍時の)キャリア2年目の時だ。俺はゲームの中で自分が放ったショットを記録し始めたんだ。決まったショットとミスしたショットをね。そのお陰でいいショットを放つことができているし、ゲームの流れの中で集中力を保つことができているんだと思う。俺にとってはゲームの中にあるゲームなんだ」とデュラントは言う。
昨年と一昨年のNBAファイナルで、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)率いるクリーブランド・キャバリアーズの息の根を止めるクラッチショットを何度も沈めてきたデュラント。勝負どころでもいたって冷静だったのは、10年近くに渡って自身のショットを分析してきたことから生まれた自信もあったに違いない。
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