2019.07.21

ベテランシューターのカイル・コーバーが昨季リーグベストの成績を残したバックスへ

ホークス在籍時、ブーデンホルザーHC(右)の下でプレーしていたコーバー(左)[写真]=Getty Images
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ホークス在籍時にブーデンホルザーHCの下でプレーした経験が決定打に

 7月21日(現地時間20日)、キャリア16年を誇る大ベテラン、カイル・コーバーミルウォーキー・バックスとの1年契約に合意。バックスは昨季、リーグトップの60勝22敗を残し、今季も優勝候補に挙がる強豪チーム。

 今回の契約は、コーバーの代理人を務める『Excel Sports』のジェフ・シュワルツが『ESPN』へ伝えたことで明らかとなった。コーバーの契約は1年260万ドル(約2億7,820万円)になると同メディアが報じている。

 昨季終了後、トレードでメンフィス・グリズリーズ、さらにはフェニックス・サンズへとトレードで移籍していたコーバーは、サンズから解雇されて制限なしフリーエージェント(FA)となり、ロサンゼルス・レイカーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、バックスが特に興味を示していた。

 コーバーは今季の所属先について、バックスとシクサーズの2チーム間で揺れ動いていたものの、アトランタ・ホークス在籍時に、現在バックスの指揮官を務めるマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)の下で主力としてプレーしていた経験があったことが決断に大きく影響したという。

 バックスは今夏、マルコム・ブログドンがサイン&トレードでインディアナ・ペイサーズへ移籍したものの、ウェスリー・マシューズ、コーバーという2人のベテランを獲得して補完。フォワードにはタナシス・アデトクンボ、センターにはロビン・ロペスも獲得しており、昨季同等の戦力を保持することに成功したと言っていいだろう。