ウォリアーズのグリーンからヒントを得たドワイト・ハワード「光を見出している」

レイカーズへ復帰するハワード。来季はどのようなプレーをみせてくれるのだろうか？［写真］＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

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さらなる成長を目指すハワード

　今夏は古巣ロサンゼルス・レイカーズへ復帰を果たすことになったドワイト・ハワード。かつてのオールスター選手は、再起をかけて新たな出発を果たそうとしている。

　現地メディアの『The Athletic』によると、このオフシーズン中にハワードは、ゴールデンステート・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンのプレーを研究していたそうだ。彼いわく、ドレイモンドのスタイルを目にして、「光を見出している」と話している。

　ハワードは、「僕はドレイモンドが大嫌いだ。でも今年はゆっくりと腰掛けて彼のすべてを目にした。そしてとても感銘を受けたんだ」と言葉にすると、「皆は彼のことを素晴らしいシューターではないかもしれないと言うけれど、彼は自信を持ってショットを放っているし、チームのベストシューターを正しい時に見つけて正しいプレーをすることができる」と、ドレイモンドを高く評価。

　またハワードは続けて、「そのスタイルを見て僕は、“ああ、僕はこれが好きだな”という感じだったんだ。彼は3つでも4つでもオフェンスチャージングを誘い出すし、リバウンドだって取る。そういった彼の些細なプレーの数々が、スタッツシートには載っていないのかもしれない」とコメントし、新たな希望と活路を見出したという胸の内を明かしてくれた。

　ㅤ今からおおよそ10年前は、リーグを代表するスター選手、また現役ナンバーワンセンターという評価もあったハワード。2012－13シーズンにレイカーズへ移籍後はチームを転々とし、ケガやチームメートとの関係に苦しんできた。しかし古巣へ復帰する来季は、新たな彼の一面を見ることができることだろう。