2020.05.24
1月14日(現地時間13日)、ロサンゼルス・レイカーズはホームでクリーブランド・キャバリアーズと対戦し、128ー99で勝利。比較的に前半はロースコアゲームだったが、後半だけで81得点を叩き出し、チームのスターであるアンソニー・デイビスが不在でも十分に戦える強さを見せつけた。こうしてレイカーズは連勝記録を「9」にしている。
一方で敗れたキャブスは、16日(同15日)の時点で12勝29敗とイースタン・カンファレンスの13位に落ち込んでいる。先日は球団からの罰金処分に納得がいかず、試合中にも関わらず激しく感情を取り乱したケビン・ラブ。また試合の動きがスローであったことに対して、ジョン・ビーラインHC(ヘッドコーチ)が選手たちに差別的な発言をしたなど、チームケミストリーが不安視される。どちらも本人がチームに謝罪をしたため、キャブスとしてはここから前を向いて歩んでいきたいことだろう。
現地記者でレイカーズを担当しているライアン・ワード記者によれば、ラブはこの試合終了後にレブロンから受け取った言葉に関して明かしたそうだ。「ハードにプレーし続けるんだ。自分を見失わずに、体の状態を整えておくこと。彼はそう告げた」と、ラブはつづる。「彼が口にしたことは典型的なこと。でもそれが兄弟愛であり、決して壊れることのない絆」と、かつて2016年に優勝したキャブスでチームメートだったレブロンについてコメントしている。
「試合後に僕とトリスタン(トンプソン)は彼と会話をしていたけれど、僕らの関係は今後も記憶されるもので、人生の最期の時まで忘れられないようなものだね。彼は僕の人生における兄弟と言える存在。そして彼と戦えることはとても最高なことなんだ」と、チームが異なる現在でも、レブロンとの強い絆がうかがえた。
かつては4シーズンの間、優勝に向けてともに戦ったレブロンとラブ。レブロンが2017-18シーズン終了後にレイカーズへ移籍したことで、現在では敵として戦わなければならない。しかしこの試合のあとに昔のようにハンドシェイクと抱擁を交わしていた姿からは、今でも2人の関係は確かに繋がっていることが感じられる。今回レブロンからのメッセージを受け取ったことで、今後のラブの活躍に期待したい。
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