2020.04.03

クリスタプス・ポルジンギスがルカ・ドンチッチについて「シーズンが中断される前、僕らはいいリズムに乗れていた」

マブスをけん引するドンチッチ(左)とポルジンギス(右)[写真]=Getty Images
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今季マブスのデュオとしてコートに立つポルジンギスとドンチッチ

 2018年に左膝前十字靭帯断裂の大ケガを負ったクリスタプス・ポルジンギスは、今季は新天地であるダラス・マーベリックスで復活を果たした。昨季はシーズンを全休し、完全復帰に向けてリハビリとビルドアップを行ったポルジンギスは、今季は平均19.2得点9.5リバウンド1.7アシスト2.1ブロックという成績を残している。

 新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断されるまで、マブスは戦績40勝27敗をマークしており、ポルジンギスは若きスターであるルカ・ドンチッチとともにチームをけん引していた。長身に加え正確なジャンパーを武器にするポルジンギスと、洗練されたスキルと駆け引き、抜群のバスケットセンスで周囲を驚かせるドンチッチ。この2人の底知れぬポテンシャルを踏まえれば、将来的にマブスが優勝候補の1つになる可能性も十分にある。

『The Dallas Morning News』によると、ポルジンギスはこのシーズン中断に関して言及したそうだ。シーズンが再開となれば、何がもっともエキサイティングなことかという質問に対し、「おそらくはホームでプレーすること、ファンの前で再び戦うことが喜びになる」と、答えたポルジンギス。また相棒のドンチッチについても、「シーズンが中断される前、僕とルカはお互いに本当にいいリズムに乗りつつあったんだ。願わくばできるだけ早くコートに戻りたいと思うよ」と、コメントしている。

 大ケガからコートに戻ってきたポルジンギスは、1年以上のブランクもあったために、ようやく本来の調子を取り戻しつつあったのかもしれない。ドンチッチもMVP級の活躍をしており、このタイミングでシーズンが中断となってしまったことは悔やまれる。まだ完全なシーズンの中止とはなっていないために、今後再開となれば、彼らの活躍に改めて注目していきたい。

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