2020.04.30

ジャマール・クロフォードがデュラントとアービングについて「素晴らしく嚙み合うだろう」

今季ネッツへと移籍したデュラント(左)とアービング(右)[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

デュラントとアービングが優勝すると考えるクロフォード

 今季開幕前、ブルックリン・ネッツケビン・デュラントカイリー・アービングが移籍したことは、リーグに激震を与えた。すでにリーグ制覇を経験しており、これまで数多くのアワードを受賞してきた、リーグを代表するスーパースターであるデュラントとアービング。ともに得点力に非常に長けた選手であるため、2人の共演を待ち望んでいるファンは多いだろう。

 アキレス腱断裂から復帰を目指しているデュラントは、練習施設でシューティングをこなすことができるまでに回復しており、このまま健康体でいられれば来季の復活は間違いない。またアービングは今季は右肩の故障で20試合の出場に留まっているが、1試合平均27.4得点とキャリアハイをマーク。もちろん決して健康ではなかったものの、開幕戦でいきなり50得点を叩き出すなど、出場した試合で存分に得点力を披露した。

 デュラントとアービングがともにコートに立てるのは来季であり、多くのファンが彼らが優勝するかどうかに非常に注目しているだろう。そういった中、ジャマール・クロフォード(フリーエージェント)は『The Boardroom』をとおして、ファンからの質問に答えた。「KD(デュラント)とカイリーはリングを勝ち取れるか?」という質問に対し、「彼らは優勝すると思う。時期尚早かもしれないが、彼らの試合を知っている限り、あの2人は素晴らしく嚙み合うだろう。彼らはチャンスを握っているよ」と、クロフォードはコメント。

 またクロフォードは、「デュラントは(ゴールデンステイト)ウォリアーズに所属していた時の方が良かったと思わないか」という質問に、「彼にとってのピークはまだ訪れていない。すでに素晴らしい選手だが、彼の次の章が楽しみだよ」とつづっている。

 今季デュラントはシーズンを全休しており、アービングも右肩の故障に苦しんだ。来季はオフシーズンを経てケガを克服した2人がコートに立ち、ネッツを勝利へと導いていく姿に期待したい。

カイリー・アービングの関連記事