2020.07.31

ニューヨーク・ニックスの新指揮官にトム・シボドーが就任「始動が待ちきれないよ」

ニューヨーク・ニックスのヘッドコーチに就任したトム・シボドー[写真]=Getty Images
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 ニューヨーク・ニックスは31日(現地時間30日、以下同)、31代目となる指揮官にトム・シボドーが就任すると発表した。

 現在62歳のシボドーは、1996-97シーズンから2002-03シーズンまでの間ニックスに在籍。ジェフ・バン・ガンディヘッドコーチのもとでアシスタントコーチを務めた。2010-11シーズンにシカゴ・ブルズの指揮官に就任すると、在籍した5シーズンすべてでプレーオフ進出を果たした。2014-15シーズン終了後に解雇され、2016-17シーズンからミネソタ・ティンバーウルブズの指揮官となり、2018-19シーズン途中までウルブズを指揮した。ヘッドコーチとして約8シーズン指揮を執ったシボドーは、598試合で352勝246敗(勝率58.9パーセント)を記録し、通算500試合以上を指揮したHCとしては歴代11位の勝率を残している。

 古巣への復帰が決まったシボドーは、「ニックスという歴史的なフランチャイズに戻り、才能のあるフロントオフィスと働く機会をもらえて感謝している。始動が待ちきれないよ」とコメント。

 球団社長を務めるレオン・ローズは「シボドーは選手やチームを最大限に活用する、実績のある勝者。スタッフとともに成功をもたらしてくれることを期待している」との声明を発表した。

 2013年を最後に、プレーオフの舞台から遠ざかっているニックス。新たな指揮官のもと、どのような活躍を披露してくれるのか期待したい。