2021.01.30
カワイ・レナード、ポール・ジョージという2枚看板を擁するロサンゼルス・クリッパーズは、今季10試合を終えて6勝4敗。ウェスタン・カンファレンス3位と、まずまずのスタートを切った。
だが12月28日(現地時間27日、日付は以下同)のダラス・マーベリックス戦で73-124の惨敗、1月9日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では第3クォーター残り3分15秒の時点で22点をリード(85-63)していたものの、最後は105-115で逆転負け。
クリッパーズはジョージが25得点7アシスト、レナードが24得点、サージ・イバカが19得点7リバウンド、ニコラ・バトゥームが10得点6リバウンド6アシストを記録したものの、後半に40-64とウォリアーズに圧倒されて悔しい負けとなった。
この敗戦により、クリッパーズは昨季開幕からここまでで15点以上のリードを手にした試合でリーグ最多となる8敗目を喫するという不名誉な記録を作ることに。
「俺たちは変わらなきゃいけない。その状況から変わらないと。チームとして向上していかなきゃいけない」とレナードが言えば、ジョージも「俺たちはユニットとして最高な存在に、皆に偉大さを要求していかなきゃならない。俺たち全員が向上していく必要がある」と、この大量リードを失って黒星を喫したことに危機感を表していた。
レギュラーシーズンは残り62試合。プレーオフを迎えるまでに、時間はまだまだ残されているとはいえ、リーグ有数の豪華戦力を擁していながら大逆転負けを何度も喫している状況から何とか脱却したい。
クリッパーズはイバカやバトゥームといったベテランをロースターに加え、選手層も厚みを増した。そのため、この状況を打開し、リードを守り切って勝ち切るチームへと変貌することができるか注目していきたい。
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