2021.03.28

トレードトークに挙がっていたセルティックスのスマート「心配はしていなかった」

セルティックス最古参のスマート[写真]=Getty Images
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 3月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスは111-94でオクラホマシティ・サンダーを下し、今季戦績を23勝23敗とした。

 この日はジェイソン・テイタムが27得点、ジェイレン・ブラウンが25得点とオールスターデュオが活躍。さらにカーセン・エドワーズとペイトン・プリチャードがそれぞれ12得点、ロバート・ウィリアムズ3世が9得点14リバウンド2ブロックと続いた。

 また、26日のトレードで加入したルーク・コーネットが8得点5リバウンド、モリッツ・ヴァグナーが2得点1リバウンド1アシストを残してセルティックスデビュー。エバン・フォーニエが出場すれば、新戦力そろい踏みとなる。

 先発ポイントガードとして8得点8アシスト2スティールをマークしたマーカス・スマートは、2連勝したチームについて「俺たちはいい感じだ。でも最高だとは感じていない。俺たちは現状に満足していないし、やり遂げてもいない。満足なんかしていない。これは俺たちにとってスタートにすぎない」と気を引き締めた。

 セルティックスはこの試合を終えてイースタン・カンファレンス7位。団子レースとなっており、1試合の勝敗で順位が入れ替わる状況だけに、シーズン終盤戦に向けてここからスパートをかけていきたいところだ。

 なお、今回のデッドラインを前に、スマートもトレードの候補に挙がっていた。だがセルティックス一筋のパワーガードは試合後にこう語っている。

「俺は7年間もここにいる。毎年、俺の名前はトレードトークに取り上げられてきた。だから最悪のケースにも備えている。で、ベストを願っている。でも本当に、心配はしていなかった」。

 スマートはチーム最古参の選手であり、セルティックスのハート&ソウルでもある。ブラッド・スティーブンズHC(ヘッドコーチ)からも絶大な信頼を得ている27歳は、シーズン終盤戦ならびにプレーオフへ向けて、攻防両面でチームを鼓舞していくに違いない。

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