2021.08.30
4月9日(現地時間8日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズの球団社長であり、COO(Chief Operating Officer/最高執行責任者)を務めるリック・ウェルツが、今季終了後に退任することを発表した。
「私としては、このポジションから退くのは正しい時期であり、パーフェクトな時だと思う」と『The Undefeated』のマーク・J・スピアーズ記者へ語ったウェルツは、1969年にシアトル・スーパーソニックスでボールボーイとしてキャリアをスタートさせて広報責任者へと昇格。その後フェニックス・サンズで球団社長を務めた後にウォリアーズの同職へと就き、2015、17、18年と3度のNBAチャンピオンに輝いた。
これまで46年間もNBAに携わってきたウェルツは、9日に出演した『ESPN』の「The Jump」でウォリアーズ在籍期間において最も忘れられない思い出について聞かれ、こう切り返している。
「私にとっては簡単な質問だ。サクラメント(キングス)相手にクレイ・トンプソンが1つのクォーターで37得点した時だね。あれは生涯忘れられないだろうね。私はライブで見ることができたのだから」。
ウェルツが挙げたのは、15年1月24日のキングス戦で、トンプソンが魅せた超絶パフォーマンス。ウォリアーズ2点リードの56-54で迎えた第3クォーター。トンプソンは残り9分44秒にジャンパーを決めると、そこから3ポイント5本を含む17連続得点を荒稼ぎ。
ドレイモンド・グリーンのレイアップを挟んで、さらにレイアップや3ポイント、ジャンパーを立て続けに沈めるなど完全にゾーンに入り、終わってみればNBA新記録となる1つのクォーターだけで37得点の大爆発。
トンプソンはこのクォーターにフル出場し、フィールドゴール100.0パーセント(13/13)、3ポイント100.0パーセント(9/9)、フリースロー100.0パーセント(2/2)のパーフェクトゲームを演じ、世界中に衝撃を与えたのである。
この日、当時のキャリアハイとなる52得点を奪ったトンプソンは「僕は今、天にも昇る気持ちさ」と語り、歴史的快挙を喜んだ。そして「『2K』でもあれほど絶好調になることなんてない」というグリーンの言葉が、チームメートたち、そしてキングスの選手たちの思いを代弁していたと言っていい。
ウォリアーズで王朝を築いたウェルツにとって残念だったのは、トンプソンが相次ぐケガによりここ2シーズンをコートでプレーできなかったことだろう。それでも、1つのクォーターで37得点をマークし、会場全体が大盛り上がりを見せた当時の興奮は、今後もずっと色あせることはない。
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