2021.04.22

ナゲッツがウェスタン上位対決で勝利…ブレイザーズとの接戦を制す

両チームトップの25得点をマークしたヨキッチ(写真は3月19日)[写真]=Getty Images
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 4月22日(現地時間21日)、デンバー・ナゲッツは敵地でポートランド・トレイルブレイザーズとの一戦に臨んだ。

 ウェスタン・カンファレンス上位対決となったこの試合は序盤から点の取り合いとなる。ナゲッツのマイケル・ポーターJr.が、序盤3ポイントシュートを決めると、勢いそのままに9本のシュートをすべて沈め17得点をマーク。一方でブレイザーズの攻撃も止めきれず、35−36と1点ビハインドで第1クォーターを終えた。

 第2クォーターに入ると、中盤までブレイザーズに8点のリードを許すも、終盤追いつくと、クォーター終了間際ゴードンの3ポイントシュートで逆転に成功。60−57で迎えた第3クォーター、ノーマン・パウエルにスティールからのダンクを許すと、流れはブレイザーズへ。直後に逆転され、その後最大10点のビハインドを背負うも、終盤のウィル・バートンの活躍で追い上げ、82−84で最後の12分へ。

 最終第4クォーター、試合時間が残り8分を切るなかでPJ・ドジャーのシュートで勝ち越すと、そこから息詰まる接戦に。106−105で迎えた残り11.6秒、ニコラ・ヨキッチの放った3ポイントシュートが外れると、直後ヘルドボールとなりジャンプボールへ。運命のジャンプボールはブレイザーズボールになるも、ブザーと同時に放たれたシュートはリングに嫌われ、試合終了を迎えた。勝利したナゲッツは4連勝、敗れたブレイザーズは3連敗となった。

 ナゲッツはヨキッチの25得点を筆頭にスターティングメンバー全員が2ケタ得点をマークした。一方のブレイザーズはデイミアン・リラードがチームトップの22得点で攻撃をけん引するもあと一歩届かなかった。

■試合結果
デンバー・ナゲッツ 106-105 ポートランド・トレイルブレイザーズ
DEN|35|25|22|24|=106
POR|36|21|27|21|=105