2021.08.21

セルティックスのレジェンド、ケビン・ガーネットの永久欠番セレモニーの日程が発表

ガーネットの背番号5が永久欠番に[写真]=Getty Images
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 8月21日(現地時間20日、日付は以下同)。NBAの2021-22レギュラーシーズンのスケジュールが発表され、ボストン・セルティックスは3月14日にホームのTDガーデンで行われるダラス・マーベリックス戦で、ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)の永久欠番セレモニーを開催することが明らかとなった。

 NBAキャリア21シーズンを戦い抜いたガーネットは、04年にシーズンMVPを獲得したほか、オールスターには15度、オールNBAチームに9度、オールディフェンシブチームに12度選ばれたレジェンドで、昨年殿堂入りを果たし、今年5月に殿堂入り式典にも登場。

 07年夏に加入したセルティックスでは、12-13までの6シーズンをプレー。ポール・ピアース(元セルティックスほか)、レイ・アレン(元シアトル・スーパーソニックスほか)と共にビッグ3を形成し、08年に最優秀守備選手賞(DPOY)とNBAチャンピオンに輝いた。

 セルティックス在籍時、ガーネットは396試合に出場して平均15.7得点8.3リバウンド2.7アシスト1.2スティール1.0ブロックを残したものの、キャリア平均17.8得点10.0リバウンド3.7アシスト1.3スティール1.4ブロックと比べるとスタッツ上はダウン。

 だがこの男はセルティックスに激しい闘争心とあふれんばかりのエナジーを持ち込み、ヴォーカルリーダー兼ディフェンシブアンカーとして多大な貢献をしてきただけに、背番号5の永久欠番入りは当然と言えるだろう。

 20年2月に永久欠番入りが発表されてから、新型コロナウイルスの影響で遅れてしまったものの、ガーネットはセルティックスのフランチャイズ史上24選手目となる永久欠番となった。

「自分の背番号がセルティックスで永久欠番になるなんて光栄だしありがたいこと。私はこれからも、セルティックスのオーナーシップ、ダニー・エインジ(前バスケットボール運営部門代表兼ゼネラルマネージャー)、ドック・リバース(元セルティックス指揮官)、チームメートたち、そしてセルティック・ネーションのことをものすごくリスペクトし、感謝の意を表していきます」。

 20年2月にガーネットはリリースの中でそう語っており、永久欠番セレモニーにはピアースやアレンといった元チームメートたち、現在はフィラデルフィア・セブンティシクサーズで指揮官を務めるリバースら、数多くの関係者が会場へ駆け付けることだろう。