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スパーズで4度の優勝を経験したジノビリ[写真]=Getty Images
9月25日(現地時間24日)。バスケットボール界のレジェンド、マヌ・ジノビリがNBAキャリア16シーズンを捧げたサンアントニオ・スパーズへスペシャル・アドバイザーとして戻ることになったと『ESPN』が報じた。
アルゼンチン出身の英雄は、スパーズで4度(2003、05、07、14年)の優勝に主力として貢献した技巧派レフティ。オールスターとオールNBAチームにそれぞれ2度選ばれたほか、07-08シーズンには最優秀シックスマン賞にも輝いた実績を持つ。
スパーズでリーダーとしても絶大な影響を与えてきたスーパースターは、今季からスパーズのバスケットボール運営部門でスペシャル・アドバイザーを務めることとなる。
今夏のフリーエージェント(FA)戦線で、スパーズはデマー・デローザン(現シカゴ・ブルズ)、パティ・ミルズ(現ブルックリン・ネッツ)、ルディ・ゲイ(現ユタ・ジャズ)というベテラン陣が退団。
トレードでサディアス・ヤング、アル・ファルーク・アミヌというベテランを加えたものの、チームの主軸を務めるデジャンテ・マレーやデリック・ホワイト、ケルドン・ジョンソンといった選手たちを、ジノビリがコート内外で育成することにフォーカスしていくことになると同メディアが報じている。
ジノビリは背番号20がスパーズの永久欠番となっており、今年12月には来年のバスケットボール殿堂入り候補に初ノミネートされることが確実視されているレジェンド。スパーズで新たな役割を務めることとなった44歳のジノビリの動向にも注目していきたい。