2021.11.10

コロナで離脱者続出のシクサーズに光明、トバイアス・ハリスが復帰間近に

新型コロナ陽性で離脱のハリスが復帰間近に[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 新型コロナウイルスの陽性判定者が続出し、苦しい台所事情を強いられているフィラデルフィア・セブンティシクサーズ。10月29日(現地時間28日、日付は以下同)から6連勝を挙げていたが、選手の離脱後は2連敗を喫している。

 同チームでは、トバイアス・ハリスが今月2日に新型コロナ陽性判定。その後マティース・サイブル、アイザイア・ジョー、さらには大黒柱のジョエル・エンビードも陽性判定を受け、続々と離脱した。今月9日のニューヨーク・ニックス戦ではアンドレ・ドラモンド、10日のミルウォーキー・バックス戦ではジョージ・ニアンが奮起したものの、接戦の末両試合とも敗れた。

 主力選手の離脱で、序盤ながら正念場を迎えているシクサーズ。NBAの規定によると、新型コロナ陽性者は最低でも10日間の隔離が定められているが、どうやらハリスの復帰が間近になっているという。現地メディア『USA Today』が報じている。

 同メディアによると、シクサーズの指揮官を務めるドック・リバースヘッドコーチがハリスの状態について言及。「彼はとても良くなっている。遅かれ早かれ、割とすぐに戻って来れると思う」と明かしたという。

 ハリスは今シーズンここまで6試合の出場で、1試合平均19.8得点をマーク。エンビードに次いでチーム2番目の得点を稼いでいる。背番号12が万全の状態で戻ることができれば、チームに勢いをもたらしてくれるだろう。

 

ジョエル・エンビードの関連記事