2022.01.05
11月上旬に新型コロナウイルス陽性が発覚し、チームから離脱したジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)。約3週間の治療を経て、11月28日(現地時間27日、日付は以下同)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で復帰を果たした。
この試合では48分間で決着がつかず。勝負の行方は延長戦へと持ち込まれるも、最初の5分間ではまたもや決着せず、ダブルオーバータイムに。再々延長戦でも一進一退の攻防が繰り広げられたが、激戦の末120-121でシクサーズが敗れる結果となった。
エンビードは復帰戦ながら45分42秒出場し、今シーズン自己最多の42得点をマーク。リバウンドも14奪取し、復帰明けとは思えぬ好パフォーマンスでチームをけん引した。
チーム一の得点を挙げた背番号21は、試合後新型コロナについて話し、「まさか自分が感染するとは思っていなかったよ。(症状は)本当に酷かった。だから、今ここに座れて感謝している」とコメント。罹患時は、頭痛に加えて呼吸に苦しんだといい、コンディションは万全でないながらも復帰を決断したという。
復帰戦は惜しくも敗れたが、1試合平均23.5得点を挙げる得点源の復帰は、チームにとって間違いなく朗報だ。シクサーズは現在10勝10敗でイースタン・カンファレンス10位だが、エンビードがウルブズ戦のような活躍を披露できればおのずと順位は上がっていくだろう。
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