2022.01.31
今シーズン未だプレータイムのないザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)。2019年のドラフト1位は、夏季のトレーニング期間に負傷した右足骨折が癒えておらず、現在もリハビリの段階にある。最近は復帰に向けて明るい兆しが見えはじめたかと思われたが、直近の報道では骨の回復に遅れが生じており、復帰の目処が白紙に戻されたばかりだ。
しかし、この報道はカモフラージュで、復帰の遅延はザイオンの怠惰な姿勢が原因かもしれない。
ペリカンズの最新情報を届けるポッドキャスト『Locked on Pelicans』でホストを務めるジェイク・マディソンは、ザイオンのプロ意識の低さを痛烈に批判。同氏によると、ザイオンはリハビリのワークアウトに来なかったほか、先日開催されたフィルムセッションでは居眠りをしていたという。
What about him skipping rehab workouts? What about him falling asleep during film session last week? Or
— Jake Madison (@NOLAJake) December 12, 2021
マディソンは、フィルムセッションがたとえ退屈だとしても、プロとしての責務を全うしなければならないことを強調し、ザイオンにチームの重要な戦力であることを自覚して、人としての成長と、よりプロフェッショナルな行動を取るよう要求している。
さらに、ザイオンは最も問題視されている体重管理さえ、ないがしろにしているようだ。『Fox Sports』の名物スポーツコメンテーターであるスキップ・ベイレスは、現在のザイオンの体重が140キロであること暴露。少し前まで同選手のウエイトは150キロ近くあったと言われており、そこから10キロ減に成功したと言えば聞こえはいいが、身長が18センチ高いシャキール・オニールが現役時代に147キロであったこと、そしてザイオンの登録体重が128キロであることを踏まえると、お世辞にもベストコンディションには程遠いように思える。
それには不摂生な食生活も影響しており、ベイレスは「最悪なのは、彼は未だにピザ丸々1枚を糖度の高いソフトドリンクで流し込むことが好きだということだ」と、嘘だと信じたいようなコメントも残している。
その一方で、ベイレスはザイオンがルイジアナ州立大学から優秀なトレーナーを雇ったことをグッドニュースとして報告。チームとの不仲説が噂されるなか、個人の調整の質が上がることは、復帰に向けての大きな後押しとなるだろう。
いずれにせよ、マディソンやベイレスの発言がジョークでなければ、ザイオンのプロフェッショナリズムには大きな問題があると言える。NBA、そしてドラフト1位の品格を保つためにも、ザイオンが1日でも早くコートへと舞い戻り、アンストッパブルな活躍を見せてもらいたい。
文=Meiji
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