2021.12.15

前試合で途中退場したミドルトンは長期離脱を回避も、ヤニスがプロトコル入りで離脱

バックスのミドルトン(左)とアデトクンボ(右)[写真]=Getty Images
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 ディフェンディング・チャンピオンのミルウォーキー・バックスは、今季29試合を終えて18勝11敗。ここ10戦は7勝3敗で、イースタン・カンファレンス3位と決して悪くない位置にいる。

 特にヤニス・アデトクンボクリス・ミドルトンドリュー・ホリデーというビッグ3がそろった15試合ではここまで13勝2敗と、驚異的な戦績を残している。

 だが12月14日(現地時間13日、日付は以下同)に行なわれたボストン・セルティックス戦の第3クォーター終盤に、ミドルトンがディフェンシブ・リバウンドの際にロドニー・フッドと接触。その際に左膝を伸ばしてしまい、途中退場となった。

 今季のミドルトンはここまで21試合の出場で平均17.8得点5.7リバウンド4.9アシスト1.1スティール。フィールドゴール41.2パーセント、3ポイント35.1パーセントと、ショット成功率は落ちているとはいえ、バックスにとって最重要選手の1人なのは明白。セルティックス戦後にマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)は「深刻なものでないことを願う」とコメント。さらにホリデーが「彼はポジティブな男なんだ。それにこれまで決して弱みを見せることはなかった。彼はいつだってポジティブな人間なのさ」と話していた。

 そして迎えた15日。バックスは翌16日のインディアナ・ペイサーズ戦に向けたミドルトンのステータスを“questionable”(不確か)と発表しており、出場する可能性が残されていることが発覚。

 ミドルトンについては朗報となったのだが、アデトクンボが新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りのため欠場が決定。レギュラーシーズンはまだ50試合以上残っているものの、なかなかフルメンバーがそろわない現状は辛いところ。

 ただ、プレーオフを含めて長丁場の戦いなだけに、くれぐれもここで無理をして強行出場してケガを悪化させることだけは避けてほしいものだ。

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